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1. COMMON / BE (Geffen)
今回選んだ5枚は、全部CDで国内発売されてるので、お年玉に余裕のある人は、是非買って聴いてみてほしいなーと。どれも払った銭の倍ぐらいは確実に良い内容ですんで。ということで、一発目はやっぱりコレ。正直、これ出てからワタシ、半年ぐらい他のヒップホップがまったく聴けませんでした。こんだけアホみたいに聴きまくったのはトライブのサードか、ジェルーのセカンド以来か。これはどんなジャンルが好きな人でも絶対「いい曲」だと感じるはず 。このアルバムのPRO.のカニエが 今年出したソロもよかったぁ。あとはやっぱりエイメリー!
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2. THE FIVE CORNERS QUINTET / CHASIN' THE JAZZ GONE BY (RICKY-TICK RECORDS)
家で奥さんと一緒に酒飲んでるときは、「夜ジャズ」かこればっか聞いてたので、このジャケットを見ると、条件反射で酒が飲みたくなります。須永さんに「こういう曲やれ」って、裏で手引きされてんじゃねーかと思うほど、完全にツボだらけのハード・バップアルバム。この手のニュージャズ(笑)の中でも「歌謡ジャズ」と呼びたいくらい、ダントツに曲がわかりやすいとこが、さらに酒を呼びます。 |
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3. A Tatsuo Sunaga Live Mix/WORLD STANDARD. 05 (flower)
…というわけで、もう酒飲んでます。この流れでやっぱりこれいきましょう。「またかよ」とか言われそうですが、自分でもバカなんじゃねーかとも思いますが、ああ、本当になんでこんなにイイかな。DJプレイもそうだし、「夜ジャズ」仕事もそうだけど、今年はより一層シビアにジャズに移行してて、それがまたカッコよくてしょうがないんだからしょうがない。この「先へ先へ」感が往年のデヴィッド・ボウイすら髣髴させ…さて半年後、ここからまたいったい何曲がクラッシック化するのでしょうか。 |
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4. V.A. / KITSUNE MAISON COMPILATION (KITSUNE)
今年燃えまくった(俺はね)ディスコ・パンク関連も一枚は紹介したい。で、一枚なら、やっぱこれ。もうジャケからして最高すぎ。「KITSUNE?あのフレンチ・ハウスの?」という人もいるかもしれませんが、これ聴いてビックリして座り小便漏らしてバカになるなよ。もうムッチャクチャに格好いい。これぞディスコ・パンクの真骨頂!正直、収録されてる人達の半分も名前知りませんが、この軽佻浮薄なまでの流行の吸収っぷり、さすがトレビアン。こんなの服屋さんとかでかかってたら、絶対財布のヒモ緩くなっちゃいますよ。終わってほしいぐらいの長さで終わるのも魅力(笑)。 |
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5. フリクション / 軋轢 (PASS RECORD)
やっぱり再発モノも一枚は紹介したい。マーク・ボラン の「ボーン・トゥ・ブギー」なんかDVDもCDも買っちゃったし…ジョージ・ハリソンも両方(笑)、でもやっぱりPASSレーベルの全カタログの再発が一番凄かったかな。フリクションやphewはともかく、グンジョーガクレヨンや恒松正敏の初期12インチまで聞ける日が来るとは…って結局全部買っちゃったんだけど(笑)でもPASSレーベルのイチ押しといえば、やっぱこれですかね。日本のポスト・パンクが海外水準だった頃の基本形にして最高到達点。 感動の一言。 |