さぁ今年もやってきました「HOLLYWOOD AWARD」!!いったいこの地方ページの年間ベストを毎年何人が楽しみにしてるのかはわかりませんが、少なくとも俺は他の人のチョイスを毎年楽しみに見てるぞ!!しかも今回はハリウッドに縁の深い人達、およびハリウッドが一方的に愛する方々(笑)からも無理やり原稿をもぎとってきました。今年は身内受けを超えて、ジャンル的にはバラバラながらも、かなり読み応えのある、なおかつエッジの立ったページになったと自負しております。それではゆっくり座って、くつろいで、楽しんでください。前編はHOLLYWOODが選んだ2006年のベスト5とHOLLYWOODレギュラー陣+準レギュラー陣によるレビュー。後編はゲスト陣によるレビューを掲載です。

■後編〜ゲストのレビューを見る




沖野修也
UNITED LEGENDS (Geneon)

自身初となるソロアルバムはDJにしては異例の全曲作曲、総勢20名をゲストに迎えた超意欲作。サンプラーが送られてきた時点でスタッフは全員腰を抜かしました(マジで)。バラエティに富んだトラックと世界基準の超絶的メロディーが紡ぐ唯一無二の沖野修也ワールド。2006年を象徴するのはもちろん、クラブ・ミュージックの歴史においても記念碑的な作品となることでしょう。ジャンルの俗称としてではなく、本当の「クロスオーヴァー」とは何か?答えはこのアルバムが何よりも雄弁に語ってくれます。


Sunaga t experience
A letter from Allnighters
(flower)

発売当初、狂喜乱舞のあまり気のふれたようなレコメンドを書いてしまいましたが、今になって冷静に聞くと、むしろ「これこそがジャズだ!」というステイトメントより、細部の至るところに仕掛けてある「ジャズへと手招く」設計の見事さ、サービス精神に驚嘆します。「今年度最優秀アルバム!!」と発売当初レコメンドしましたが、訂正します。「今年度以降あと3年ぐらいはずっと最優秀アルバム!!」です(笑)。


新井仁
on the street
(LD&K)

昨年の池袋MODS魂あふれるソフトロックカヴァー集「ON THE BED」もスバラシすぎましたが、今作は、完全に前作を超えてます。 AVALANCHESをバックにBADLY DROWN BOYが歌ってるかのような数々のカヴァーも珠玉ながら、何よりひさびさの日本語オリジナルのレベルの高さといったら!!今のポール・ウェラーが失ってしまった瑞々しい「男子心」のカタマリをいまだ持ち続けている証明のようなアルバム。


the ARROWS
ナイトコール
(ポニーキャニオン)

ハリウッドレギュラーパーティー初プレイ後に問い合わせが殺到(本当です)したこのナンバーは只今人気急上昇中、名古屋出身ロックバンド「ジ・アロウズ」のメジャーデビュー盤シングルに収録されたキャプテンのグリッター(&グレイト) なハウスリミックス 。もしかしたらオリジナルを軽々と超えちゃっているかもしれないこのミックスで今年どれだけのお客様がハリウッドのフロアで昇天(&号泣)したのだろうか。今春遂に発表される「キャプテン・ファンク」新作の前に必ず押さえて置きたいマストアイテム。 クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー!


MURO
TOKYO TRIBE2
(TOY'S FACTORY)

キングがまたもややってくれた!人気コミック「TOKYO TRIBE2」アニメ化に伴いサウンドトラックを手がけるのは我らがキング・オブ・ディギン「MURO」!HIP-HOP伝道師としての活動のブレのなさと説得力に巨大なリスペクトを毎分60回以上捧げつつ、購入者全員「最近これしか聴いてません!」としか言わせないMUROワークスの中にあっても問答無用の最高傑作!昨年末のメディアへの露出の多さも相まって「これが俺らのキングだァァァ!」とすれ違う人全員に向かって拳を上げたくなる超マストアイテム!あぁ、私をレコード部屋に連れてって!








今年は友達のMIX CDと、授業中にかける生徒のリクエストにとにかく影響されました(笑)共通点としては「自分以外の人が、好きな音楽」ですかね。
>> DISC OF THE YEAR

1. uffie / Hot Chick (ED BANGER)
個人的に今年年末リリースされた中でナンバーワン。調子乗りすぎとしか思えないムチャクチャなアシッド・エレクトロのトラックなのに、uffieのラップが乗るとなぜか超キャッチーに聞こえてしまう不思議さ。2007年の本命馬。

2. LILY ALLEN / ALRIGHT,STILL… (REGAL)
2006年はやっぱりこの人の存在がデカかった。「LDN」は数年後ロックDJのクラッシックス入り確実。今一番ほしいのはリリー・アレン別注のエアーマックス90。履けなくてもいいからほしい!!
3. J DILLA (JAY DEE) / DONUTS (STONES THROW)
ファーサイドにデ・ラ・ソウルにトライブ…この人によってヒップホップはどれだけ進化したか…。ヒップホップ界きっての天才音響派の遺作は、00年代の「アナザーグリーンワールド」と呼びいほどの内容。R.I.P.
>> DJ OF THE YEAR

オールタイム・フェイバリットで須永辰緒さん!!(断言)
ここ5年、最低でも毎年2回は拝んでた須永さんのパーティに今年は1回も行けず…。もう聞きた死にしそう……。

>> PARTY OF THE YEAR

別青協(別海町青年団体協議会)の50周年記念イベント『LOVE別海』
詳細はコラムページ11月分を参照で。どんなパーティーでも、まずはオーガナイザーの熱意こそが大前提っす。

>> 最高だった出来事

中標津「SAFEWAY」での各種パーティー
純粋に客側として楽しめる場所が増えてウレシーッ!!しかも別海から近いし(笑)。

>> 最悪だった出来事

道職員の給料10%カット
初めてカットされた4月の給与明細を見た瞬間、新任教師の頃にタイムスリップしたのかと思った…。シンジラレナーイ!!

>> 最高だった人

ジェーイームスゥ・ブラウンッ!!(泣)
この人がいなければファンクも、ましてやヒップホップも生まれなかった…地球の歴史を変えたレベルの偉人。謹んでご冥福をお祈りします…。
>> NEW COMER OF THE YEAR

伊藤くん
いつなんどきでも、そこにパーティーがあれば、ジャンルおかまいなく何時間でもバッコバコに踊り倒してくれる、今年彗星のごとくデビューした新たな常連のお客さん(しかも腰低いし)。今年のハリウッドには欠かせない貴重な人材でした。来年以降もよろしく!!

>> HOLLYWOOD 10周年に向けて

とにかくお客さんに感謝、の一言です。







2007年はみんな仲良く。
>> DISC OF THE YEAR

1. SEBASTIAN / ROSS ROSS ROSS (ED BUNGER)
フレンチ新世代レーベル「ED BUNGER」の雄。斬新過ぎるエディット&細部まで練られたアレンジ&バースト気味のベースがこれまでの嫌な事を全て忘れさせてくれる天使(と書いて悪魔と呼ぶ)のような曲。「DAFT CREW」関連を始めとするフレンチニュースクールや世界各国から届けられるエレクトロ・ロックな音は時代の大波となって今年も全世界を席巻するのではないかと。 http://www.edbangerrecords.com/

2. JAY-Z / KINGDOM COME (DEF JAM)
自分がわざわざレコメンドしなくても発売日には間違いなく全員聴いてる2006年最重要作。高田統括本部長的に言えば 「鳥肌立ったわ!」。問答無用の復活作はジガ様帰還祝いにシーン主要人物が全員お迎えに挙がったゴージャス な1枚。「シャフト・イン・アフリカ」使い「ジャスト・ブレイズ」大先生プロデュースの先行シングルだけでも3日続けて失神。復活作にこんなの作られたらこの先2年はまた引退しなければならないかもしれない★★★★★な1枚です。 http://www.defjam.com
3. V.A. / EXIT MUSIC SONGS WITH RADIO HEADS (BBE)
「レディオヘッドをダンスフロアヘ!」と誰も望んでいない企画を遂行した結果最高だったレディオヘッド リミックス 集。セレブHIP-HOP DJ「マーク・ロンソン」の「ジャスト」激熱ファンクカバー、「SA-RA」が手がける「イン・リンボー」のチープなエレクトロカバー、歌声だけで全く別のソウルチューンに仕立て上げた「ショーン・リー」の「ノー・サプライゼス」など全リミキサーが本気モードでリミックス。「トム・ヨーク」のソロアルバムも両穴から鼻血が出るくらいに素晴らしかった。 http://www.bbemusic.com/data.pl?release=RR0047CD
>> DJ OF THE YEAR

SHABBY MAN WALKS A SHABBY DOG(@札幌 PRECIOUS HALL) DJ'S
身内ですみません。ハリウッドスタッフで某外資系CDショップ勤務の戸野が帰省の際に作ってきてくれたエレクトロ・ ロックなミックステープの凄さに卒倒。店頭で本人に「ミックステープ下さい」と言ったらくれるそうです。そして「ROCKS MAYDAY」で再び一緒にプレイ出来る事となったハリウッド創始者の1人、半田のプレイは突っ込み所全く無しなDJイングで毎回刺激を受けます。そういえば2人とも「SHABBY」所属だったなと。

>> PARTY OF THE YEAR

「ROCKS MAYDAY」 @中標津SAFEWAY
ハリウッドやFREAKS(@中標津SAFEWAY)同様、この地域で強力にお勧めしたいパーティーがこの「ROCKS MAYDAY」。ロックを中心とした選曲ながらそこから派生するダンスミュージックやシーンの新しい流れを積極的に紹介するパーティー。この地域のどのパーティーよりも突き抜けた楽しさがあるパーティーだと思います。

>> 最高だった出来事

ハリウッドスペシャル開催
僕らのリスペクトするDJ、ミュージシャン の方々、そして何よりも素晴らしいお客さん達と一緒に最高のパーティーを行えた事がとても嬉しかったです。1年〜半年掛かりの企画に一生懸命頑張ってくれたハリウッドスタッフ&各地スタッフにも感謝。

>> 最悪だった出来事

10月に道東を直撃した爆弾低気圧
被害を被ったハリウッドスタッフも数人。全国各地で発生する自然災害にも他人事とは思えない年でした。来年は良い年でありますようにと切に願います。

>> 最高だった人

別海PEACEマスター前田氏
またもや身内ですが翌日の体調不良覚悟でハリウッド開催時の営業時間を度々延長させてもらいました。いつもありがとう。
>> BEST MASTERPIECE

レジェンズ・ワークス
「マスターピース」は元々「ベスト」なモノなので何か変な名称ですが...。ハリウッドスタッフが尊敬するレジェンドの方達が次々とマスターピースを届けて下さった2006年。須永辰緒さんの「A letter from allnighters」に始まり沖野修也さんの「UNITED LEGENDS」、MUROさんの「TOKYO TRIBE2」、新井仁さんの「ON THE STREET」。一生そばに置いて置きたい僕らのアンセムが数多く発表された1年でした。

>> HOLLYWOOD 10周年に向けて

これからもハリウッドをどうぞよろしくお願いいたします。







自分が好きだからってのもあるけど、今年はKJM周りのリリースがハンパじゃなかった。んでもってそれが全部良かった!!このランキングも商売っ気は抜きですから、念のため(笑)。
>> DISC OF THE YEAR

1. DJ Kawasaki / Beautiful (COLUMBIA)
『Love Is Everywhere』は去年フライングしたので(笑)、1位はDJ KAWASAKIです!しかしここまでブレイクするとはさすがに予想外でした。氏の場合とにかく作曲センスが異常。「キャッチー」だけど「お手軽ポップ」には成り下がらない、日本人離れしたメロディーが最大の魅力。「全曲がいい」というのは安易だけど、クラブ・ミュージックのオリジナル・アルバムでそういう作品って本当に稀なんです。これでハウス・デビューしたって人もたくさんいるはず。元日発売の『BEAUTIFUL TOO』と併せてどうぞ!

2. Sleep Walker / The Voyage (Village Again)
ヨーロピアン・ジャズ・ムーブメントに代表されるように今年は生演奏を主体とするジャズがブームでしたが、SLEEP WALKERはそのブームが来る前から活動してきただけあって、今作で他のバンドとの格の違いをまざまざと見せ付けたように思います。このブームが終わっても彼らが消える事は絶対にないでしょうし、このアルバムは30年経っても色あせないでしょう。ちなみに沖野さんがハリウッドで一発目にかけた『愛の旅』がやはりみなさんお気に入りのようです。
3. Bembe Segue / Mother Of The Future (BBE)
ベンベ・セグエがロンドンのジャズ・カフェで行ったライブからの1曲。オリジナルはスタッフ奥山の青春の一曲でもあるノーマン・コナーズ。スウェディッシュ・テクノばりに疾走感溢れる(例え適当じゃない?)高速スピリチュアル・ジャズに全身の血液が逆流する事うけあい(特に中盤のディストーションがかかったベース・ソロが!)。「ジャズで踊る」とはこういうこと。これがだめならジャズは無理です!諦めましょう(笑)。
>> DJ OF THE YEAR

沖野修也
手前味噌で申し訳ないのですが、やはり今年のハリウッド9周年パーティーでの氏のDJを挙げておかないと話にならないでしょう。2年前に初めて別海を訪れた時のDJで音楽的価値観を全てひっくりかえされた僕ですが、今回はそれがさらに強く、確かなものとして自分に深く根を張った気がしました。世界一好きなDJです。
>> PARTY OF THE YEAR

別青協50周年記念イベント『LOVE別海』
クラブ・イベントではないのですが(11月のコラム参照)、スタッフの熱意と努力とお客さんの温かさが身にしみた最高のイベントでした。実はこの後、僕も別青協に入会しました。
>> 最高だった出来事

ハリウッドもろもろ
またまた手前味噌ですが、やっぱりパーティーをやってる時が今生きてて一番楽しいし、幸せです。足りないのは異性からの愛だけです(笑)。

>> 最悪だった出来事

低気圧被害
10月にこの地を襲った低気圧は未曾有の被害をもたらしました。我が家は浸水(家の周りはまるでヴェネチアのようでした)、僕の愛車も浸水(修理に100万かかりました。保険利いたけど)、仕事場は無茶苦茶(秋鮭定置網の破損等)。生まれて初めての避難所生活も体験しました。この後に沖野さんが別海に来てくれていなかったら最悪の一年になるところでした…。今後天災被害を被った人達には積極的に募金しようとマジで思いました。

>> 最高だった人

中川翔子
はじめて『しょこたんぶろぐ』を見たときは目が点になったけど、最近いやに可愛く見えてきちゃって…あの独特のキャラクターも許容できるようになってきた。アイドルであれだけゴーイングマイウェイなのがすごい。吉田豪のインタビューもすごく良かった。ただあれは彼女だからいいんであって、「しょこたんもどき」の女の子って…。
>> BOOK OF THE YEAR

保坂和志 / 途方に暮れて、人生論 (草思社)
 傑作「カンバセイション・ピース」を読んでからというもの、すっかり虜になってしまった保坂和志。純文学なんて保坂和志さえ読んでいれば事足りるんじゃないの?なんて勘違いしそうになった(笑)。この「途方に暮れて、人生論」はタイトルと帯からして何だか自己啓発系の匂いがプンプン…。でも実際読んでみたら自分の美意識が一気に更新されるほどの衝撃を受けました。特に“「生きにくさ」という幸福”、“あの「不安」がいまを支えてくれる”には本っ当に感動して、何度読み返したか分かりません。影響うけまくりです。
>> HOLLYWOOD 10周年に向けて

スタッフ当人達には10周年という実感があまりないのですが(笑)、これからも“OPEN MIND, FREE FORM, FUN & HAPPY!”の精神を忘れずに活動していきますのでよろしくお願いします!10周年特別企画は…未定です(爆)。







HOLLYWOOD創始者の一人。HOLLYWOOD以外にも、『ROCKS MAYDAY』(中標津SAFEWAY)でも活動中。
>> DISC OF THE YEAR

1. RAZORLIGHT / RAZORLIGHT (MERCURY)
1stがピンと来なかった自分にとって期待せずの2nd最高です。なんせ曲が良く全曲シングルカット出来るくらい!!1stシングル群を蹴散らす素晴らしさ。エディスリマンの策略か?かっこよすぎじゃない? http://www.razorlight.co.uk/

2. CAT POWER / THE GREATSET (MATADOR)
ショーン・マーシャルことキャット・パワー悪い訳がない。歌が上手いとか下手とか関係なく心に響くかどうか。彼女の声は自分の中に届くのです。ただそれだけ、好きです。ジャケは悪ふざけ?HIP HOP風ピカピカジャケ、最高っす。 http://www.catpowerthegreatest.com/
3. EDGAR JONES JONES / SHOOTING MUSIC FOR STRAY CATS (VIPER)
これを選んでよいのか最後まで迷ったのですが...選んじゃいました。元ステアーズ、エドガーサマータイムことエドガー・ジョーンズのソロ。どう聴いても2006年の音じゃないし枯れているのだけど、ヒリヒリする感覚はこちらに伝わり、BGMとして聴く事の出来ないアルバム。生涯現役なのですね。一生ついていきます。ラーズ来日時はあなたがギターだと思ってました。残念。 http://www.the-viper-label.co.uk/edgar_jones.htm
>> DJ OF THE YEAR

URASUJI CREW
中標津でロックのイベントがあり、みんな訳がわからずポーグスでドンチャン騒ぎ。奇跡だね。今考えてもありえない。小笠原くんまたやってね。URASUJI CREWのロックへの思い入れも相当。最高。

>> PARTY OF THE YEAR

CAPTAIN FUNK & HITOSHI ARAI - DJ & LIVE TOUR IN HOKKAIDO(札幌SHABBY〜帯広〜別海HOLLYWOOD)
皆さん参加して下さったと思いますが、我らが新井仁氏とキャプテンファンクの夢のようなツアーが実現。別海での新井君のDJは実現しなかったのですが(僕は札幌で体験済み!!)、スタッフ山本の無謀なリクエストにより、皆さんご存知あの名曲を歌ってくれたりと、夢のような3日間。大江さんのDJは踊りながらくやし涙。あんなDJになりてぇな〜なんて。またきてくんないかなぁー。

>> 最高だった出来事

大竹伸朗と別海(@別海ウルリー牧場にて開催)
現代アートがオシャレ化している中、そんなの蹴散らす凄み感。「何かやろう、行動しよう。」といわれているような感覚になるんだよね〜。親に怒られている感じ。Tシャツも販売していたらしい。フロントPTで「別海」。買うし着る。これかっこいいだろ。時代はエディスリマンじゃないのさ。

>> 最悪だった出来事

村田渚(写真右) 逝去
知っている人いるかな?元フォークダンス DE 成子坂。「ボキャブラ天国」で「あんたあの子の何なのさ」ネタで有名。フォークダンスのシュールなネタが好きだった。同年代、千原兄弟、爆笑問題も有名になったね。

>> 最高だった人

山口廉平(HOLLYWOODスタッフ)
彼のナード感はロックそのもの。女の子とうまく話せない。そう、ロックはそこから始まった!!

>> TV PROGRAM OF THE YEAR

インパクト
フジテレビ系水曜深夜に放映されていた番組。売れていない芸人が観客の期待度を秒数に換算しネタを披露する。個人的にお笑いは好きなのですが、エンタの神様等、ネタにまでチェックが入り一般受けさせようとする番組が多く、一切笑えない自分にとって深夜爆笑した番組。小学校の頃いじめられっ子におもしろい事を強制、いじめられっ子起死回生の一ネタ、爆笑。翌日いじめられっ子から仲間に昇格。そんな経験あるでしょ。あの経験を思い出させる。失笑か爆笑か、そんな事はどっちでもいいし、人生をかけた一ネタ。その緊張感を味わうだけでも見る価値あり。予定調和一切無し、でも終わっちゃったんだよね。復活希望。今エンタに出演している「ですよ。」もここ出身。エンタの「ですよ。」の面白さ1/10以下。あんなもんじゃない。素で出ろよ。

>> HOLLYWOOD 10周年に向けて

今年もみんなの笑顔が見たいですね。







今年の抱負〜もっと遊ぶ。もっと人と話す。
>> DISC OF THE YEAR

1. V.A. / KITSUNE' MAISON COMPILATION 3 (KITSUNE' FRANCE)
昨年に引続き今年もトレンドだったディスコパンク/エレクトロクラッシュ勢を抜群のセレクトでチョイス しているKITUNE'コンピの第3弾。中でもM6のGOSSIPは今年最高の突き抜けっぷり!スマック・マイ・ビッチ・アップ!

2. THE RAPTURE / PIECES OF THE PEOPLE WE LOVE (ユニバーサル)
なにげに過小評価されてないかい?って思ったラプチャーの2nd。よりダンス/パーティよりの音にシフトしたのは大正解!んで、どの曲も後半にかけて盛り上がるのが最高!冴えないキャラのベースがヘナヘナ歌ってる点もGOOD!
3. MOGWAI / MR.BEAST (PIAS)
なにげに今年一番聴いたのはモグワイだったり。さびしんぼでおセンチのみなさん、夜のお供にどうぞ。
>> DJ OF THE YEAR

URASUJI CREW
7/15に中標津のBAR『SAFEWAY』の一周年記念で行われた『URASUJI“中標津”中毒』でのプレイ。ビールが最っ高!にうまく感じたプレイ&フロアの雰囲気に感動(涙2)!あんなカッコイイDJになりたいもんです。

>> PARTY OF THE YEAR

『URASUJI“中標津”中毒』
↑同じく。実は今年行ったどのパーティでもお酒が進みすぎて後半の記憶が断片的です。でもそのぐらい本当にパーティが最っ高に楽しかった一年でした。

>> 最高だった出来事

W杯のドイツ代表
日韓W杯でまさかの準優勝(あたり運よすぎだもん!)を最後に恥の上塗りを重ねてきた我等がドイツ代表が自国開催大会でまさかの躍進!(アルゼンチンに勝ちました!)

>> 最悪だった出来事

が、しかし...
準決勝敗退(イタリアに負けました)…。ヨーロッパ勢に優勝されるなんて〜

>> 最高だった人

スタッフの山本君
いつも出不精の僕をドライブに誘ってくれる素敵な彼。

>> BEST PLACE

『SAFEWAY』
今年一番の出会い(発見)は中標津のナイス!なBAR 『SAFEWAY』。小笠原さん、さとしさんいつもお世話になっています〜。言葉では語れないほどの楽しい時間をありがとうございました!

>> HOLLYWOOD 10周年に向けて

10周年おめでとうございます〜。最高の音楽が鳴っていて、最高のお客さんが集まってるHOLLYWOODが大好きです。







札幌在住スタッフ。天性のリズム感と選曲センスからなるDJプレイは大江達也氏(CAPTAIN FUNK)からも絶賛される。1月2日のハリウッドでプレイ予定。
>> DISC OF THE YEAR

1. SIMIAN MOBILE DISCO / 「NME」付録のMIX CD
KLAXONS、SEBASTIAN、THE GOSSIP、HOT CHIP、MYSTERY JETS…等このシーンの旬の音
がギッシリつまった一枚!!2006年を振り返るのにはこれかなと。このCDには入ってないけど他にもグッと来るアーティストが沢山でした!CSS、THE VIEW、COLDER…。うーん、書ききれない!!!

2. WHO MADE WHO / OUT THE DOOR (GOMMA)
デンマークのコペンハーゲンを拠点に活動するバンド!!オリジナルも最高なのですが ALEX GOPHER率いるユニットSUPER DISCOUNTのREMIXが本当に好きで、スネア、シンセの暴れっぷり、アシッドなベースにことごとくセンスや男気を感じて素晴らしいです!
3. 新井仁 / ON THE STREET (LD&K)
新井さん、大江さんのプロデュース&アレンジ!!普遍的メロディー、声、アレンジ、どこをとっても良いなあと思ってならないですね!フランスのFUGUと共によく聴いた一枚です。自分の部屋が汚くともこんなCDがかかっていたらその間だけ部屋が綺麗になった気がするんですよね。
>> DJ OF THE YEAR

EROL ALKAN
いやー…「GANBAN NIGHT」@agehaでのDJは心に残ります。ヨーロッパの今のシーンをそのまま感じられるDJで、擬似ヨーロッパ旅行体験したような錯覚にも??

>> PARTY OF THE YEAR

TIM DELUXEが来札したときの札幌フロイトでのイベント
今はなきフロイト。このときのイベントの音が大きすぎていけなかったようですね。特にすごく盛り上がっていたわけでもないのですが、淡々と進むイベントに意外に心地よさを感じてしまったのも確かなんですよね。帰りに豚丼を買って家で食べたのも思い出深い。

>> 最高だった出来事

ブックオフには100円がいっぱい
ブックオフ様 2006年もお世話になりました!『プルートゥー』、『火の鳥』、『アドルフに告ぐ』など手塚治虫関係、白土三平の『カムイ伝』、『ホムンクルス』など新旧問わず100円で放出していただいてなんとも良い買い物をさせて頂きました。

>> 最悪だった出来事

ワールドカップ アルゼンチン負ける。怒イツに!!
あまりに順当に進むワールドカップに「うーーん」と思っていたのもあるのですがやはり悔しかったのが、友達のごひいきにしているドイツに、好きなアルゼンチンが負けてしまって、その後の友達の浮かれた電話には本当に……。

>> 最高だった人

大江達也さん、新井仁さん……江原さん
最高というより、素敵と言ったほうがいいのかもしれませんね!五月の北海道ツアーでもその人柄が滲みでていて、自分をはじめ、お客さん共々、心地の良い空間を体験できて本当に良い体験ができたなあとしみじみ思います。江原さん、スピリチュアルな話をきくと、心の余裕がもてて、やさしくなれる気がして…。気のせい??
>> COMIC OF THE YEAR

オッス!トン子ちゃん
バカドリルのタナカカツキによるマンガです。絵も本当に細かくて、表情、目線、背景などぬかりなしなんですよね。去年に発売されていたようですが最近読んで心を打たれましたよ。

>> HOLLYWOOD 10周年に向けて

これからもハリウッドをよろしくお願いします!



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