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組織体として動かすためのポイント・その2


TOSSオホーツク 青坂信司 HP

管理職が行うことは,職員を組織体として動けるようにすることです。そのポイントについて紹介します。



研究会,学芸会等、何事かを学校として行うために、まずしなければならないことは、次のことです。。

 具体的な仕事・作業を全て洗い出す。

その上で次に以下のことをします。 
向山洋一氏は「向山洋一の学校論」の中で次のように述べています。

 心しなければならないことが二点あります。
一点は全員の仕事の内容を明確にすることです。
いったい何をやるのか、自分で確認しておくことです。 
二番目はいつやるのか、いつまでにやるのかはっきりさせる。
一年間分、職務内容を明確にし、いつやるのかをはっきりさせるのです。
 (教師修行13 向山洋一の学校論 教育課程編  向山洋一 根本正雄著 明治図書 36ページ)


全員の仕事を明確にするということは,例えば「避難訓練担当」というような単語として明確にするということではなく,「避難訓練の企画を立てる」というように、一文にするといいのです。
つまり、主語と述語を入れた文にすると次のようになります。
「青坂が避難訓練の企画を立てる」

その上で,期日を入れます。
「青坂が,7月1日までに避難訓練の企画を立てる」
このようにすると、個々の教師が動きやすくなるのです。