オーナーのひとりごと
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ピュア・フィールド風曜日オーナーの三木夫婦です。

風だより(30)問い合わせ電話より。 2012/05/01(Tue) 09:52 No.140  
高齢と思われる男性から宿泊の問い合わせ電話がはいりました。
一通りの説明をして予約をいただきましたが、どこか不安そうです。
「失礼ですが障害者の方はいますか」と尋ねると
「いいや、障害者はいない。ばあさんが一人いるだけだ」と答えが返ってきました。
問い合わせは息子さんからです。
孝行旅行に違いありません。きっとそうです。



風だより(29)千石正一さんが・・・。 2012/02/13(Mon) 09:21 No.139  
千石さんんは私の小学校時代の後輩です。妻は高校時代のクラスメイトで3年間一緒に机をならべた仲です。
 そんな関係から、毎夏に全国から子供達を集めて「千石正一大自然学校」を開いてくれました。

 和琴半島探索に行った時のことです。子供達の先頭を歩いていたと思っていたら、突如として姿が見えなくなってしまいました。
 しばらくすると、嬉しそうな顔が草むらからヌーッと現れました。右手には1メートほどの蛇が握られていたのです。
子供達はもう大変、一大パニック状態。
そこで講義がはじまりました。
「この蛇は大変珍しく、この半島にしかいない固有種かも知れないぞ」「その証拠はこれだ」といって鼻の上部に付いている赤い斑点を指さすのです。
それを聴いた子供達の目は途端に輝きだし、質問がアメアラレ。嬉しそうに答えている姿は今も忘れることはありません。

 どうして草むらの中、蛇を見つけることが出来たのか、質問をして見ました。
その答えは「パターン認識」。
「蛇は清潔好で、暖かい場所が大好き。そんな場所が目に付いたのだ」と、いっていました。

忙しい中、1週間も当館のために時間を割いてくれた千石さんの心情に感謝し、心からのご冥福を祈ります。

千石さんが発見し、名前を付けた「アカトマトガエル」を一度見てみたい。



風だより(28)いただいた年賀状より。 2012/01/23(Mon) 11:23 No.138  
屈斜路湖がいつもより14日も早く全面結氷いたしました。今冬は本当に寒い日が続き、ヒートテック下着の有難味を実感している毎日です。

妻が所用で一週間ほど東京に行き、今は一人で留守番です。ボヤーッとしていても何故か落ち着かないものですから、いただいた年賀状を整理することにいたしました。
 まず、アイウエ順に並べ、それから一枚一枚欠礼がないかどうか・・。

年賀状の幾つかを紹介します。
・今年、帰省できるか微妙ですが、これからも夫婦共々よろし くお願いします。(帰省とは風曜日に来ること。新婚さんで す)
・旅行する機会も少なくなり、自分の周囲も少しづつ変ってき つつあります。
・我が家を改築し、フリースペースを造りました。ネーミング は全く迷いなく風曜日。地域の方々にも喜ばれ、いろいろな 催事に使われています。礼拝もしています。
・今度、自分で創る「くつ」を履いて帰れたらと思っていま す。
・ゆっくりと話しをしたいので、きっとそのうちに伺います。
・元旦や 暗き空より 風が吹く。(青木 月斗)
・永い間のお付き合い有難うございました。一度尋ねたいと願 っている内に終わりになってしまいました。悔いなく生きて ね。
   初春の 八重路まぶしや 両手ふる。

 この寒さを吹き飛ばすかのようで、まさに心のヒートテック。
お陰さまで心身ともに暖かくなっております。



風だより(27)真の改革案とは・・。 2012/01/10(Tue) 11:06 No.137  
2012年1月9日
    釧路新聞「巷論」掲載文

 全館バリアフリーで、高齢者や障がい者でも誰でも安心して宿泊できるユニバーサルデザインのホテル「ピュアフィールド風曜日(かぜようび)」を経営し、14年目を迎える。
 昨年の未曾有な数々の出来事に遭遇し、高齢社会に対応するという時代の変化を先取りした当館なりの「改革」も今や幻想と化し、今日の局面を打破するパンチ力ある施策を見出すことが果して出来るのだろうか。この出口の見えない閉塞感を払拭するにはどうすればいいのか。

 新たな年を迎えてそんなことを考えている内、ふと気が付いたことがある。それは「ただいま!」と言って来られるお客さまが増えている事である。特別なサービスを提供している訳でもなく、宣伝をしている訳でもない。できるだけ自然体でお客様を迎えているだけなのだが・・。

 年末に関東から来られた60歳代の女性の宿泊があった。8月に友人と一緒に来られ、今回はお一人での宿泊である。8月に来られた折、別れ際に「やっと帰るところが見つかって嬉しい」という言葉をいただいた。その女性は生まれてから車いす生活をされているが、現在も会社勤めをされ、自立した生活を続けておられる方だ。
 いただいた言葉は「ただいま」と同じぐらい宿泊業冥利につきる言葉として受け止めていたのだが、年末に来られて話を伺う内に、深い意味の含んだ言葉である事が判った。
それは残された人生をどのように過ごしていくかを真剣に考えた上での言葉だったのである。即ち「人に頼らず、これから自分らしい充実した日々を過ごすにはどうしたらいいか」との問いかけであったのだ。

 昨年、世相を現す言葉として「絆」が選ばれた。人と人との思いやりや係わり合いの重要性を再認識した言葉と解釈している。そこには欲と利害が絡み合う経済中心の世界から、人と人が触れ合い助け合う人間中心の世界へ転換する時期ではないか、とのメッセージがこめられているような気がしている。

 従来のような市場を中心に置いた企業経営を止め、人を中心に置いた経営に転換し、そこから適正な利益を生み出す仕組みを創り出す事、人が人をもてなす宿泊業に求められる「真の改革案」ではないだろうか。



風だより(26)新年のご挨拶!! 2012/01/01(Sun) 14:39 No.135  
「今年こそ」の強い願いを込めて、
新年のご挨拶を申しあげます。

ふと気がつけば、「ただいま!!」と言っておいでになるお客さまが、いつの間にかずいぶんと増えてまいりました。宿泊業冥利とでも言えば良いのでしようか、本当に有難いことと心から感謝しております。

ただ残念ながら、観光業を取り巻く経営環境はますます悪く、ずっと昔に「不惑の年」を過ぎた私たちですが、いまだ迷いのまっただ中、「正しきに依りて滅びる店あらば、滅びてもよし。 断じて滅びず」という言葉を噛締めて、新年を迎えております。

昨年は震災や原発の事故など、不幸な出来事が頻発いたしました。被災地の皆さまにとっても、どうぞ良い年でありますようにと祈りつつ・・・
本年もよろしくお願いいたします。
2012年元旦



風だより(25)今年のクリスマス 2011/12/23(Fri) 10:25 No.134  
 テレビでは全国的なクリスマス寒波到来のニュースが流れています。北海道でも低気圧が発生し、暴風雪の予報が出されています。

 本日(23日)神奈川から一人の女性の宿泊があります。本当に来れるのか心配しておりましたが、朝起きるとその心配をよそに空はカラリと晴れているではないですか。風もありません。雪が多少降った程度です。日本海側の札幌は大雪・風雪が続いているとのことで、何か申し訳ないよう気分です。

 そのお客様は今年の夏に宿泊をいただきました。
「帰るころが見つかった」とのメッセージを残して帰られ、本格的な北海道の冬を経験したいとのことで、3日間の予定でこられます。

 24日には釧路から2組のお客様が来られます。親戚みたいにお付き合いをさせていただいている方々で、クリスマスを当館で過ごされます。

 神奈川からのお客様と釧路からのお客様と共通するところは、生きることに積極的で、人との出逢いを楽しみにされているところと思います。

 そこで当館としてはクリスマスの一夜を楽しく過ごしていただくために、地元の人々を交えてパーティーを開くことにいたしました。地元の人も大変楽しみにされているみたいです。

 どのようなパーティーになるか判りませんが、「人の出逢い」がクリスマスの素敵な思い出になればいいと思っています。



風だより(24)専用のホテル? 2011/12/09(Fri) 11:54 No.133  
例年通り、しっかりと雪が降り、ホテル周りは一面雪原の風景に変貌いたしました。
本格的な冬の到来、といったところでしようか。

 インターネットで予約された男性一人の宿泊がありました。
予約の際のコメントに「特に高齢者でも身障者でもありませんが、よろしくお願い申し上げます」と記されています。

 当館は高齢者や身障者専用のホテルではありません。
誰でも安心して宿泊できるユニバーサルデザインのホテルを目指しています。
 私供の宣伝の仕方がまずいのか、創業13年を経てもなかなか理解してもらえない現実があります。

 でも、高齢者や身障者でもない方が、数あるホテルの中から当館を選んでいただいたことに、「多少でも理解していただく様になったかな」と大いに元気付けらております。







風だより(23)再び絵画が・・・。 2011/12/09(Fri) 11:17 No.132  
風だより(20)の中で、帯広に住む画家早川武仁氏より絵画をプレゼントされた事を記しました。
そして先日、別の絵画が送られてまりました。「斜里岳の見える摩周湖の朝」と題する絵です。
手紙が添えられ、・・この風景は摩周湖のある地域で営業している風曜日さんには最適だと思い選びました。気に入っていただければ幸いに思います。これで私の分身が弟子屈にも住み着いたと思いますと嬉しい限りです・・。と記されているのではないですか。

実は早川氏とは一度も面識がありません。電話でお声を聞いただけです。
こんなことが起こるなんて不思議な風曜日と思いませんか。



風だより(22)問い合わせ電話より。 2011/11/06(Sun) 17:29 No.131  
先日、東京に住む初老と思われる男性から電話が入りました。車椅子を使用しているが、一人でも泊まれるか、との問い合わせです。勿論、当館にはシングルルームがありますので大丈夫です、と答えるとまた次の質問が投げ掛けられてきます。どうやら一人旅は始めてらしく不安を一杯抱えられている様です。

その不安を整理すると二つぐらいに絞られるようで、解決策を提案することができました。
「不安とその解決策1」旅先でのサポート体制は・・。
今、東京などでは、障がい者の旅をサポートするNPOなどの組織が活動を開始しています。私供が知ってる団体を紹介する事となりました。

「不安その解決策2」交通手段の確保は・・。
北海道は広大な土地柄です。レンタカーなどの車で移動するのが一般的ですが、車椅子対応のレンタカーは極端に少ないのが現状です。その解決策の1つに、福祉タクシーの利用を提案いたしました。釧路空港にも女満別空港にも福祉タクシーを個人で行っている知人が居て事前に連絡すれば対応することは可能なのです。

この様に、たまたまお客様の不安を解決する方法を提案することができました。でも解決できない不安が一杯あることも事実です。



風だより(21)すばらしき紅葉に中で・・... 2011/10/14(Fri) 07:15 No.130  
今年の紅葉はみごとです。館を取り巻くミズナラも、愛宕社が建つ神社の森も赤くあるいは黄色く色付いています。こんな時期に限ってお客様が少ないように思うのは私の「ひがみ」でしょうか。
 そんな中、今日2組の宿泊があります。一組は四国からご家族3名、もう一組は九州からのご夫妻で、双方ともご主人が車椅子を利用されています。
 四国からのお客様は摩周湖、知床、釧路湿原などに出かけられます。どこかおすすめの所を紹介して欲しいとの要望があり、川湯の足湯(車椅子でも利用できる)や近隣の紅葉スポット、釧路の寿司屋などを紹介する予定です。
 九州からのお客様はカメラが趣味で、摩周湖の秋を撮影したいとのご希望です。ところが私にはカメラの趣味はありません。
 そこで地主のw氏(お山に俺のタイムカードが置いてある、と豪語するぐらい摩周湖のことを知ってる)に相談したところ、いつでも相談に乗るから連絡して・・といっていただきました。どうやら車椅子でも行ける撮影スポットに心あたりがあるようです。

明日の夕方、お客様とw氏との交流会をセットする予定です。

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