NPO法人エトセトラ / Qでつなごう!幸せの子育て・目次

問題55

ADHDを日本語訳すると?


@注意欠如・多動性障害

A注意欠陥・多動性障害

Bアスペルガー障害

 ADHDを英語で言うと「アテンション・デフィシット・ハイパーアクティビティ・ディスオーダー」(Attention Deficit/Hyperactivity Disorder)となります。[14]
 ADHDはこの頭文字をとったものです。
 ばらばらに訳せば、「アテンション」は注意、「デフィシット」は不足、「ハイパーアクティビティ」は多動、「ディスオーダー」は機能の障害という意味です。
 それぞれをくっつけると、「注意が足りない・または動きが多い機能の障害」です。
 日本訳はこれを縮めて「注意欠如・多動性障害」と言います。
 ただし、平成25年以前までは「注意欠陥・多動性障害」と言っていました。
 一字違いですが「欠陥」が「欠如」に変わりました。
 問題なのは、これらの意味です。
 実は、「注意欠如」と言っても、「注意ができない」とか「不注意である」という意味ではありません。
 むしろ逆に、ADHDの子はものすごく注意力が高いという言い方もできます。
 というのは、ひとつのことに集中する能力が非常に高くて、そのことに熱中した場合には、通常の子供たちがかなわないくらいの注意力を発揮します。
 ですから漢字で「注意欠如」とあっても、「注意ができない」わけではありません。
 ではなぜ「デフィシット(不足)」なのかというと、いろいろなことに注意が向いてしまいやすいため、「人の話が聞けない」などと言われることが少なくないからです。
 もうひとつは、一つのことに集中してしまって「まわりの状況を察知できない」などと言われることが少なくないからです。
 そういう意味での「注意欠如」なのだということが適切な解釈になります。


【答え】

@注意欠如・多動性障害

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