第12回シマフクロウの森づくり百年事業

植樹地 別海町本別海 (雨天決行)
集合現地 午前10時
持ち物 軍手 長靴 クワ スコップ 雨具など
 聖なる湖、摩周湖に起源を発し西別岳の麓、虹別に源流を持つ西別川は、標茶町をはじめ、
別海町を越え根室湾にそそぎ、産業、文化はもとより流域で生活している私たちに多くの
恵みをもたらしてきました。しかし、この聖なる西別川の流れも社会の発展と共に、下流部でも
見られたバイカモは姿を消し、水量も減り、濁りも多くなっています。

 21世紀地球規模での環境問題が1人1人に問われている時となりました。「静」と「自然との
調和」をテーマとし、全国でコンサート活動を続けている、しらいみちよさんの弾き語りに耳を傾け
ながら、みなさんと共に西別川について過去、現在、未来について考えてみませんか。

 本年は、虹別から本別海までの流域4会場でのコンサートを企画致しました。

 西別川の流域で村の守り神「コタンコロカムイ」(シマフクロウ)の鳴き声がいつまでも聞かれ
日本一の鮭や牛乳が孫子の代まで川の流れのように続いてほしいと思います。


 森を増やし、野生の生物を育み共存共栄することが現代に生きる私たちの責任であると共に
次世代に引き継ぐ貴重な遺産でもあります。

 別海町は、5月を「川を考える月間」、標茶町は「森と川の月間」に指定し、水や命の大切さを
考える運動が大きく動きだしています。又、弟子屈町では、摩周湖世界遺産登録実行委員会が
つくられ、利用と保全を考える活動も始まっています。

 私たちの思いはひとつです・・・・・

 なお、実行委員会では、西別川の清掃を行うほか、昨年の第9回の西別川流域コンサートでの
収益金の中から本年5月22日開催の第12回シマフクロウの森づくり百年事業植樹祭に苗木購入
資金として使わせていただきます。