丹頂鶴に見入る沖野氏

　 「もっと踊った方がええんちゃう？」〜 HOLLYWOOD SPECIAL 2004 無事終了しました。

　6 〜 7 年前、スカパーで沖野修也さんオーガナイズの超人気イベント「一曲入魂」の模様がスペシャル番組として放送された事があって HOLLYWOOD スタッフの中澤と一緒にビデオに録画して何回も繰り返し観た事があります。日本を代表する TOP DJ の皆さんが一年に一度ジャンルを超えて 1 曲に魂を込めて DJ をする画期的なイベントで沖野さんはコズミック・ヴィレッジでの LIVE とご自身の DJ 、そして当イベントのホスト役を務められていました。 UFO 、マンデイ満ちるさん、小西康陽さん、シアター・ブルックなどバラエティに富んだ DJ 、アーティストの皆さん、会場はもちろん沢山のお客さんで埋め尽くされこれから始まるパーティーに期待感を膨らませている様子がテレビを通じてビッシビシ（星野総裁風に）伝わってきました。そしてイベント開始、前半には早くも沖野さんが登場し DJ PLAY を始めました。レコードに針を落として何分か後、沖野さんがおもむろに会場のお客さんに語り掛けました。

「もっと踊った方がええんちゃう？（微笑）」

　僕は沖野さんについて考える時上記の言葉をいつも思い浮かべます。「ここは踊る場所なんだからお前ら踊れよ」みたいな感じでは決して無くもっともっと暖かい感じ、初めてパーティーに来てくれたお客さんに「調子どう？」って話しかける感じ。そういえばこの日は chara さんも出演していたので CLUB という空間を初めて体験するファンの方も多かったのではないかと思います。今考えるとその一言が僕にとってある種パーティーを続ける上での指標となっているのではないかと思います。沖野さんプロデュースの CLUB 「 THE ROOM 」は名前の通り「部屋」という意味なのですが、友人を訪ねる感覚で店に集って欲しい、音に対しても人に対してもオープンマインドな姿勢でいようという願いが込められているようです。この願いは全国各地でパーティーをオーガナイズされている方々の願いでもあると思います。もちろん僕らもそうです。「 THE ROOM 」がそして「沖野修也」さんがなぜこんなにも信頼され愛されるのか？僕は「一曲入魂」でのあの言葉に大きな意味があるのではないかと思っています。

　2004 年 2 月 27 日 HOLLYWOOD SPECIAL について語るのは当日来て頂いたお客様の特権だと思いますのでここではあえて触れませんが本当に本当に SPECIAL な夜だったと言うしかありません。今までにも須永辰緒さん、池田正典さん、 YOU THE ROCK ★さんなど日本を代表する TOP DJ の皆様に SPECIAL な夜を演出して頂きましたがそれぞれの夜、お客様一人一人が SPECIAL な思い出をお持ちだと思います。そしてその SPECIAL な思い出が私達スタッフとお客様との「接点」だと思います。 HOLLYWOOD スタッフ一同これからも一生懸命頑張って行きますのでどうぞよろしくお願いいたします。