アロハ〜！ども！高校教師です。先月、皆さんが鼻毛を凍らせている道東をあとにして、常夏の島、ハワイに新婚旅行に行ってまいりました。いや〜もう最高っすよ、ハワイ。なんつっても５泊６日の間、ずーっと曇りと雨ですから。どんな罰だコノヤロー。

　そんで雨降ったり曇ったりしてる間も、観光に来た若者達（８割方東洋人）は無理を押して唇ムラサキにしながらもワイキキビーチでプカプカ浮いてましたが、それじゃ単なる罰ゲームなので、他の観光スポットを回ったりしたんですよ。いや、またそれがけっこう何もないんだけどさ、それでもダイヤモンド・ヘッドとかパールハーバーとか「この木なんの木♪気になる木♪」の木とかさ（本当にただの木）いろいろ回ったですよ。ふだん出不精なくせにね。

　で、たかだか１週間ぐらいしかいない観光客に言われたくねーよとも思うし、実際隠れたスポットも沢山あるとは思うんですが、それでもそれなりにあちこち探し回った印象としては「うーん。コンサバな土地だなー」ってことで。大学とかレコ屋とか古着屋行っても（行くなよハワイで）フライヤーとかひとつもないし、実際どこ行ってもオッサンはハワイアンで若者はビルボード、みたいな…本当にそうなんだって！まあ、それは島の人達の生活水準が総じて高くはないことも理由のひとつだとは思うんですけどね。

　じゃあ、それが駄目かっつたら全然そんなことはなくて、逆に住んでる人はみんなすごくイイ感じなんですよ。観光で食ってる島なのに、あまり観光客にガツガツしてなくて、総じてみんな友好的で平和な感じ。そして何よりモラリスティック（ここ重要）。普通に ABC マート（コンビニ）で酒とか買っても毎回絶対に身分証明が必要だったり、タバコの吸い殻入れは日本以上にあちこちに置いてあるけど（日本人しか吸ってないけど）、その代わり駄目なものはダメ！絶対って感じで、道路の排水溝脇には「ここにゴミを捨てると海を汚します」とか、しっかりあったりとか。街すごいキレイだし。

　それをすごい実感したのが最終日で、ようやく晴れたから、ハワイでも一番綺麗な海らしいハナウマベイに行ってきたんですよ。で、その日はたまたま日曜日だったのですが、日曜日のハナウマベイって「ビーチを休ませる日」で、ツアー会社は一切入ることができない（！）ってことで。バリバリの観光地でそれやるって、すごい勇気＆先のこと考えてるよなーって。ただ自力で来る人達はＯＫということで、地元の人が使う市営バスに乗って奥さんと出かけたんですが、初めての人は海入る前にビデオ見て研修受けないといけないんだって。生態系守るために。当然ビーチにゴミは一切出せないので、飲食店もなし。

　けど、ようやく着いたハナウマベイの景観たるや…「うわーっ！」って総毛立ちましたね、「ここに住みてー！」って心から思ったもん。足が着くほどの浅瀬なのに、色とりどりの魚が群れをなして、あっちこっちの珊瑚の間を縫って悠々と泳いでくる。その時の感動と言ったら、「あぁ、ハワイだぁ…」とか（バカ）。俺、ここに生まれてたらべつにレア盤なんて欲しくならねーよな、なんかフツーに学校行って、野球とかして、フツーに就職してそんで結婚したら犬でも飼って…とか妄想してしまうほど、それはもう、はげしく感動するシチュエーションだったのですよ。ハワイの美しすぎる空のもと。

　てなわけで、誰も聞きたくねーよという、ハワイ新婚旅行土産話いかがだったでしょうか？すっかりハマった僕と奥さんは、また近いうちにハワイに行くことにしました！今回でもまだ全然書き足りてないので、この話の詳細は次回３月のレギュラーパーティでお会いした人達に無理矢理お聞かせします。（楽しみにしててね！）それではまた来月にピースでお会いしましょう。マハロ〜！