text by Handa

  9月、通常だと夏休みボケもとれ、学業や仕事に精をだす季節ですが、HOLLYWOODにとってとてもおおきな別れがありました。SAFEWAYマネージャーの小笠原孝君が地元に戻らねばなく中標津を去りました(セイフウェイは絶好調営業中!)。

 僕たちが関わったSAFEWAYでのイベント、FREAKS、ROCKS MAYDAYなどは音楽のジャンルは違えど、音楽好きが思う存分、自分の感じたまま馬鹿踊りできる場で、来場する人たちの年齢、国籍も様々、みんな一体になれる場所でした。それもSAFEWAYのスタッフによるところがすごく大きかったのです。 小笠原君が知らない土地である中標津に来て、自分の足で色々な所に出向き、自分たちの場所としてのSAFEWAYを確立し、みんなが自分たちの場所として戻ってきたいSAFEWAYを作ってくれました。ありがとう。

 少しだけ個人的なことを・・・・。今、僕自身、RANGE LIFEというお店をやっていますが、オープンするまでの1ヶ月間、小笠原君は仕事の合間を縫って、壁はがし、色塗り、掃除、などオープンまでの準備を手伝ってくれました。仕事で忙しいときも、10分くらい時間を作って毎日顔を出してくれてこちらを常に励ましてくれました。イベントのときもこちらのわがままを聞いてくれて、自分たちよりも足を運んでくれた人たちのことを第一に考えてくれる人でした。同い年の僕からしてみれば、少し間の抜けた涙もろいやつでしたが、年下から見れば頼りがいのあるお兄さんだったのでしょう。みんなそんな小笠原君が大好きでした。

 中標津という町にSAFEWAYが出来たことによって、なんとなく集まった人間が2年経ち、固い絆で結ばれました。SAFEWAYという共通項のほか何も接点のない人たちが、SAFEWAYというお店で知り合うことで、かけがえのないものを手に入れることが出来ました。

 小笠原君をはじめ、SAFEWAYのスタッフみなさんの人柄や笑顔、SAFEWAYに集まる仲間の熱さ。最高です。SAFEWAYは永遠に不滅です。(たぶん、いや絶対!)

小笠原という光。
本当にありがとう。
いつでも帰っておいで。

最高なやつです。

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