COLUMN > 2008.10








↑こんなこと言ってみたいですね。あ、実際はこんな大それたことではございませんのであしからずw

さて、皆さんも昔虫取りなんかやった記憶があると思いますが僕も昔から虫が大好きで、面白い虫を見つけるとケースに入れて飼ったり、観察したり、いろいろな実験(主に虫の羽をむしってアリやクモにあげてみるとか。。。そんなレベル)をしたりしたものでした。いまでも虫を見つけると仕事も忘れじーっと観察しちゃいます。家が酪農家で自然に囲まれているというのもあると思いますが、色んな虫と出会う機会が多いんですね。それも常に新しい出会いだったりして、この歳になってもまだまだ新種(あくまで自分の中だけで)にお目にかかります。今回は昔からお気に入りの虫、新たに出会った虫、カッコイイ虫、綺麗な虫、面白い虫・・・今年僕にトキメキをくれたすばらしい虫たちを少しだけご紹介いたしましょう。

まずはジャブ 「オオミズアオ」 (交差点の外灯下にいたところをパチリ)

北海道から九州までほぼ全国どこにでもいる蛾で、羽を広げると 12〜13pくらいの大きさ。写真は羽がボロボロなんですけど、毒を帯びたような青白い羽に赤紫のライン、大きな触覚と目が妖艶なイメージ。そういう意味では蝶よりも好きです。

続いては、虫界の横綱 「ミヤマクワガタ」 (写真は去年の)

横綱と聞いて「カブトムシはどうした!?」と思った方もいると思います。確かにカブトムシが“横綱”という考え方のほうが一般的。しかしカブトがいないここ道東 *ではクワガタが横綱なのです。この前パーティしたとき会場近くの自販機で見つけ、あまりのうれしさに会場につれてってやりました。メスは度々見るけど、オスは探す気にならないとなかなか見つけられないんですよね。お客さんも珍しそうに見てました。(*道東:北海道の東側の意)

メカニカル・インセクト 「地グモの仲間」

写真ボッケボケですいません。(汗)そもそも僕が虫好きなのは、虫が何らかの「メカっぽい要素」をもっているからじゃないかと思うんです。そしてそういう意味でこいつはヤバイ!体長 1pほどなんですけど、見た目がもう「メカ」。前足が前方に出た感じ(サソリに近いカッコかもw)それだけでドキドキなのに、歩き方に重厚感があって堂々としてるんです。指を近づけると進行方向は変えずに平行移動で回避!さらに床から壁へジャンプ!「炭団(タドン)かテメェはよォ!?」とツッコミ入れたくなるような素敵メカ!しびれますぅorz

最後に問題 ・・・驚くべきからだの仕組みとは??

この虫もメカかな?↓主に地面で生活する虫ですが、見た目からは想像できない変身をします。それは一体どんな変身でしょうか?

・・・ポクポクチ―ン!時間切れw  正解は??↓

背中から羽が出てくるんですよ!びっくりですよ!!こいつは「ハネカクシ」の仲間なんです。一見羽を持ってないように見えるけど、前翅を開き「にゅにゅにゅ〜っ」と腹をくねらせ羽を伸ばし、悠々とどこかへ飛んでってしまいました。・・・アメイジン!!ってか、れっきとした甲虫 *なんですね。ぱっと見たらわかんないす。ちなみにコイツは石ころとかはぐったら高い確立で見つけられます。(*甲虫:甲羅のような硬いからだをもった虫)

いかがでしたか?今回紹介したものは結構メジャーな奴らですが、初めて見たって方もいるんじゃないでしょうか。普段は見過ごしがちな虫の世界。よくよく見ていたら色んな発見がありますよ。夜空の星を眺めて首が疲れたら、足元の小さな宇宙をのぞいてみてください。もっとも、こちらは期間限定の宇宙ですがw

バックナンバーを見る

北海道道東は別海町にてクラブイベントを企画する「HOLLYWOOD」のホームページ
Copyright (C) 2003-2005 HOLLYWOOD WEB. All rights reserved.