2001年2月1日(木)
【テスト返し・復習・何の問題か】
テストを返す。
名前を呼ぶ。
返事の張りで自信の程がわかる。
といっても元気だけのはったり小僧もいるので当てにならない時もあるが。
かわいいと思う
点数の伸びた子には声をかける。
しかし,本人に聞こえる程度の声で。
「良くできていましたよ」「がんばったな」
実はそんなことが言えるのは「向山型算数」だからであろう。
1学期の事であるが,ある子がある子のテストを見て
「すっごく良くなったね」
と言った事がある。
子ども同士でそのような実感が生まれるのは他には無い。
テスト直しの後,教科書の「ふくしゅう・7」に入る。
最初に小数の割り算・掛け算・足し算・引き算の混じった計算問題が11問並んでいる。
その次には分数の計算だ。見るだけで多少むったりする。
そこで最後の文章題から取り組むことにする。
「船の底で起こった音が,海底ではねかえって,1.2秒たってから船に聞こえてきました。
(中略)海の深さは,およそ何メートルですか」(新しい算数5下59P)
子どもたちはこのような今までに無いシチュエーションで問題にされると,すぐ「難しい」と言う。
問題を読ませる。2回。難しいと言う顔をしている。
そこで全体に問う。
「ずばり何の問題ですか」
何の話,ではない。
これはいかなる問題なのか。それを聞いた。
「速さの問題」と言う声が返ってきた。
「その通り!!」力強く言う。
「速さの問題に関係する式がありました。多分忘れているでしょうけれど」
挑発するとこれも答えが返ってきた。
「速さ×・・・」
「そう,それです!!すごいすごい。みんなで言ってみよう」
「速さ×時間=距離」
「素晴らしい!!ノートに書きなさい」
もう一度教科書の問題を読ませる。
「時間を□で囲みなさい」
「速さを△で囲みなさい」
「距離を○で囲みなさい」
「言葉の式の下に数字を当てはめていきなさい」
「ほら,簡単でしょ。何にも難しくない」
ここから計算させ,答えを持ってこさせる。
「でもね,答えのところでみんな間違えるよ」
まず「約」がついている子を誉める。
しかし,海底までの距離なので「÷2」をしなければならないことに気づくのはなかなかいない。
面白かった。
「面積」の問題なのか。「速さ」の問題なのか。「割合」の問題なのか。
シンプルに考えさせ,ずばり聞く。
ポイントで突き放す。
文章題3問,計算を5問で時間になっしまった。
今日は教科書の展開に気を取られていた。
とにかく進めてしまったという気がする。
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馬場慶典
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