2002年の9月頃から当旅館の生簀の魚を食べに来るようになりました。

2009年の春には、子供とともに3羽のシマフクロウが確認されています。
 
 しまふくろうは日本にすむ最大種で、主に魚を食料にしてるために魚のよく獲れるコタン(部落)の近くにやって来るとも言われています。
 このコタンクルカムイの神話も沢山有るようですが部落を守る(支配する)神− コタンクルカムイ(梟神)というのもしまふくろうの事だそうです。

和名 :シマフクロウ
学名 :Ketupa blakistoni blakistoni
英名 :Blakiston's fish owl
分類 :鳥類 フクロウ目 フクロウ科
1971年.国の天然記念物に指定される
1993年.国内希少野生動植物種に指定される
【生息地】
広葉樹林または針広混交林の海岸・河川・湖沼の周囲
主に大木の樹洞に巣をつくる
以前、日本では全道に生息していましたが、森林伐採が進み現在は知床などの道東方面にわずかながら(120羽程)生息しています。

【主食】
主に浅瀬で捕れる魚を主食としていますが、その外にも両生類、哺乳類、鳥類なども捕食しています。

【全身の特徴】
全長は約70cm
翼開長は180cm〜200cm
体重は3.1kg〜4.4kg
全体的に灰褐色の羽毛で覆われていて、黒褐色の縦縞と細い横縞の柄。
翼は幅広くて尾羽は短かく、耳羽は長くて幅広い。
目の虹彩部分は黄色。

【行動】
同じペアで縄張りを形成し生活する事が多く、つがいは一生継続します。
3月頃に1〜2個の卵を産み、雛が孵るまでの5週間はメスが卵をあたため、オスが餌を運んできます。(毎年繁殖するが成功率は低い)
卵から孵ったしまふくろうは、50日程で巣立ちますが、2年くらいは親の縄張りの中で生活をしてから独立をしていきます。
寿命は飼育されたふくろうで30年程度ですが、野生の寿命は不明だそうです。

【保護活動のお願い】
巣の周辺や餌を捕る川など、ふくろうのなわばりなどを荒らす行為は絶対にしないでください。
とてもデリケートなので、なわばりに長時間人間が居たりすると繁殖行動などにも影響をあたえてしまいます。
写真を撮る時も細心の注意を心がけてください。(遠くからでも気配でわかるそうです。)
また、釣り人の方も川魚はフクロウにとって貴重な食料源なので、リリースするなどをして自然にやさしいフィッシングをしてください。

 上の写真は藤やの裏庭に設置されたテレビカメラから各お部屋に放映されている画像から撮り込んだ物です、シマフクロウの飛来が夜ですので赤外線仕様になって居ります。
 このテレビ画像は各お部屋でご覧頂けますのでお泊りの祭は是非お楽しみください。


保護増殖対策への取組みとして
 環境省では、昭和59年からシマフクロウを絶滅の危機から救うため、多くの人々の協力を得て給餌や巣箱設置、生息状況調査等を実施し、これまで給餌場周辺の巣箱から、多くの幼鳥の巣立ちを確認し成果を収めています。
 平成5年には、種の保存法に基づき「シマフクロウ保護増殖事業計画」が策定され、これまでの事業に加えて、幼鳥及び保護収容個体の飼育、野外での繁殖番の形成、新生息地への導入、人工孵化等を実施しています。
 また、林野庁も生息地の環境維持・整備等の取組みを始めるなど、今後広く関係者の協力により効果的な事業が推進されることが期待されます。
北海道地方環境事務所 【シマフクロウ】より

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