2003年9月

9月30日<と、まあ>

9月終わり頃はマジメな(いや、これでも私の中では…)日記になりましたが10月からは通常営業。
<ちゃんと生きる>が持続しない。そんなオイラ。こんな人生。偉くなくとも楽しく生きる。


9月29日<帰宅>

朝までいろいろ喋って騒いで解散。みんな大好き。ホントに大好き。
みんなに会えたおかげで、電車で立ち乗りしながら眠れるよーになったよ(笑)。


身支度整えて空港へ。
機内までのバスの中で、
「日にちがずれてたら巻き込まれてるとこだったよなあ。」
みたいな会話をするおじさん達。
貴方達の会話に、きっと間違いも非もないと思う。
だけどゴメン。
北海道に来るな今は来るな頼む帰れ帰ってくれ
と思うほどに今のアタイはそんな言葉に対する許容量ゼロ。
道路とか見て「すげーなー」とか言うんだろうな。それを想像するだけで眉がひそまる。


帰宅。
帰路、あらためて道路のあちこちの亀裂を見っける。
こちらの新聞は、ニュースは、まだ断然大きく地震を報じている。
その詳細に被害の大きさを知る。
まだ終わってない。少なくともココにとっては。


歯医者へ行く。
治療される途中での会話。
「あ。」「あれ?」「(笑いながら)わ、ガッタガタ」
「いいの?」「まあ、大丈夫。」「止血」「麻酔打ちすぎたんじゃない?」
通うごとに貴方達との距離が遠くなってゆく気がするの。


ときおり、余震と思われる地震。
揺れるたびに正直、怖い。以前にはなかった恐怖感。
多分、これからの人生はこの恐怖感と共生してゆくのだと思う。


9月28日<避難2>

今日も観劇。
本当に今回たくさんのたくさんの人からたくさんのたくさんの心配をもらう。
北海道で地震ときいて私を連想してくれた人もいる。
それだけで泣きたくなる。ありがとう。ほんとうに。
日本のどこかで、私のことを考えてくれた人がいる。それだけで、なんて、なんて幸せ。

今回、最後の夜。もやっぱりヒトリ寝じゃない。っていうか、寝ること自体を放棄(笑)。


9月27日<避難>

観劇して観劇して友人宅へ。今夜もヒトリじゃない。


9月26日<いちばん長い一日。>

朝4時頃、TVでサッカー見て2階の部屋で就寝。
朝5時過ぎ。ぐらり。あ、地震。
が、なんでもなく思えたその揺れはどんどん強みを増してゆき、ものすごい揺れに。
やばい、と思う。
逃げようと、ベッドを出ようと思ったが、すぐ近くの本棚がぐらり揺れる。
ベッドの周りには幸い倒れるものはない。
うかつに飛び出して本棚が倒れてきたことを思えば、ベッドにいたほうが得策かもと
じっとベッドの中で揺れがおさまるのを待つ。
今まで体験したことがない強い強い揺れの中じっとする。
柱か、床か、なにかがきしむような音。

……床が抜けるかもしれない。家、崩れるかもしれない。
オオゲサじゃなく、想像でなく、確かなリアルな恐怖がそこに。
死が○年間生きてきた中、ゆっくりと、だけどイチバン近いところにある気持ち。

やがて、揺れが少しおさまってきたので、階段を降りて1階へ。
家族が集まる中、ゆっくりゆっくりと揺れが小さくなってゆく。

TVでは今の地震を伝える慌ただしい映像。震度6ないしは5強。津波警報の音。
こうゆう災害時がまさにシゴトな公務員。着替えて職場へ。
確実にくるだろう余震の中、母と祖父母を残してゆくことに微かな不安。
それでも仕事だから。不良でも公務員だから。

職場へ。
その頃には既に揺れもおさまり、とにかく待機して様子を見守る。
と、余震。
先ほどよりは強くなかったので安心しつつTVを見ると、
地方によっては再び震度6あったと知って驚愕。


数時間後、一度帰宅。
家の中は多少散乱し、食器は割れたが、とりあえず大事には至らず少し安心。
親戚とも連絡が取れる。皆、無事。


午後。
出かける予定が決まっていて、迷いはあったが出発。
空港までの道路のいたるところに亀裂を見つける。
空港到着。近隣の空港が地震の被害で閉鎖されているため、大混雑。

離陸。一安心か、眠気が襲ってきたので、目をつぶる。
と、飛行機が気流でぐらり。
突如強烈な恐怖。揺れるということに対してのとてつもない恐怖。


到着。宿に着く。やはり北の現況が気がかり。TVをつける。
画面いっぱいに原タツノリ。…なんだこれ。
チャンネルを切り換える。原。別のチャンネル。原。原。原。
沈痛な面持ちの原。あとナベツネ。横のほうには「退任会見」。
……ありえない。
北海道では震度6なのに。津波が発生しているのに。道路に亀裂・陥没が。ケガ人が。
なのに、原監督か。
人の命より、街の命より、天災よりも原監督か。
そんな状況の中、会見か、ジャイアンツ。
脱力。無神経さに脱力。


会見以降に流れたニュースを見つめる。各地の被害に猛烈に色んな不安が襲う。
そうしながらも劇場へ。そんな日でも芝居。ごめん。こんなワタシでごめん。
芝居を見る。カーテンコールで役者登場。
ああ、またこの人たちに会うことができた。
そんなことがとても嬉しくて泣いてしまう。


嬉しい再会。ありがとう。ありがとう。ありがとう。


友人たちと飲んで食べて話して。
ヒトリで過ごすのには辛すぎる夜を救ってもらう。ありがとう。

その日、たぶん今まででイチバンたくさんメールをもらう。
50〜60件か。もっとかも。1時間で20件くらいあったときも。
無事だよと伝え、励みをもらう。人の心に本当に本当に救われる。


9月25日<私の体はアルコールでできてたり、できてなかったり>

総合検診。
受ける前に問診票の該当するトコに丸つけ。
「飲酒は・・・週5日以上」
…本気で一瞬悩む。数えてみたりなんかして。おいおいおいおい。

検診途中で、職場の人にばったり。
「おまえの体なんて、どうせアルコールでいっぱいだって。」
ヒトの事をカワシマナオミみたいに言わないでくださいな。
問診票の一件を話したら一笑される。
「正直に答えなきゃダメだぞー」
…ええと、ええと、た、たぶん大丈夫だもん(汗)。


9月22日<どっこいしょ>

超爆睡でも、朝起きて瞬間思ったのが「まだ寝れる!もっと寝れる!」(笑)
まあ、もともと睡眠機能はいかれてるんだけどさ、オイラ。

なんとなく疲れとれないまま、通常勤務。
しかしそれは職場全体おなじこと。
一動作する前に必ず皆何かを覚悟するよな一瞬の間。
共通して漂う疲労感。以心伝心?ううん一蓮托生。


9月21日<まつり2>

1時間30分の睡眠で祭り2日目へ。
疲れよりも、焼肉による胃もたれがキツイ。
でもどっかでピークがきてうわーっと眠くなるんだろうな、ドキドキ。

…の思惑もどこへやら。まったく眠くならずにばりばり力仕事。
オイラはどこへ向かおうとしてるのだ!(笑)

子供たちのトモダチ、ウシさん(着ぐるみ)も祭りに登場。
アバレンジャーショーなんか最前列で見ちゃったりなんかして。
すかさず司会さん
「あ、ウシさんも見てますね〜。かと思えばあちらでは丸焼きになってたりもしてますねえ。」
……それ言っちゃうかなあ(笑)。

丸焼きも順調に売れて行く。焼きから関わると、そんなキミタチも妙に愛しいよ。

終わって打上げて帰宅。
ケータイメール見てたはずがいつの間にやら爆睡。
ケータイにぎりしめたまま爆睡。


9月20日<まつり1>

仕事中イチバン大規模な祭りの1日目開催。
いつもより2時間も早起きで、祭り準備&祭り。12時間労働。

そのあと帰宅して、色々して、夜11時から明日の牛の丸焼きの準備へ。
様子を見るとはいえ、夜11時から朝4時までの焼肉はヘヴィ。

朝5時前に就寝。


9月19日<乙女ランチ>

明日っからの祭り頑張りましょうってな意味含めて恒例の昼食会。
あきあじ鍋&<何かの肉>鍋。

みんなぁ、食べながら「何の肉?何の肉?」ってゆうのやめようよお。怖いよお(苦笑)。
ま、実際クマ鍋だったらしいですけどね。
働く乙女のランチがクマ鍋(苦笑)。
もーう、そんなエピソードにことかかないこの場所が大好き!


9月17日<落涙>

歯医者で整地してもらった歯が妙に鋭利。まるで刃物。っつうか刃物。
下の裏側と口内をすっぱりやってくれた上に口内炎に。
あたいはいつになったら、マトモに食事ができるようになるんだよう。


9月16日<と、まあ>

昨日までのジュウジツした連休話を職場の人に話す。
「ま、<若さ>ですかね〜。」
に、
「オマエのは<若さ>ってゆうか<バカさ>だな。」

・・・ちぇっ、悔しいが的を得てる(笑)。


9月15日<お楽しみはこれからだ>

早朝到着。帰宅して、ちょっと休む。
なんとなく体力が残ってるので、車2時間ほど走らせて映画見に行く。
鬼体力。


9月14日<夜がきて朝になる>

早朝到着。台風は温帯低気圧に変わったものの風強ぇぇぇ。

メール来る。メール見る。励まされる。
オイラの中の台風も、温帯低気圧に変われるかな。
一過すれば、晴れるかな。なんちって。


ちょっと休んで映画みて買物して。
ランチのお店で呑んでみたかった焼酎発見。
昼間っからえへへえへえへ。

大通りでポテトチップスが配られてる。
少し歩いたところでフリスク。
夜、お芝居。入口でチョコレートをもらう。

なんだなんだどうしたの今日のこの街。お菓子天国?餌付け大会?

お芝居見る。楽しい楽しい〜。
途中の「朝が来ない夜はない」のコトバに、ちょっと泣きそうになる。
でも朝が来たら、また夜もくるけどね。だめじゃん(笑)。


終わってバスに乗る。おつかれおつかれ。


9月13日<深夜>

ちょーし悪い。アタイやっぱり日本酒ダメだあ。


てんぱりながらも台風に向かっていく。レッツ深夜バス。

乗るなりそうそう、ちょっと酒酔いなオジサマがランニング&ブリーフで周遊。
こんな可愛気−20%な白兎に車内をうろつかれてもなあ。不快。
さらに車内が消灯すると寝言満載な今夜のバス。
おりゃあ、とかうりゃあ、とか、なんだとてめええー!とか
えっ、一バトルはじまるの?ドキドキなんて思ってると
そのまま寝息が…って寝言かい!なこと数多。


9月12日<スコシマジメナ>

お呼び出しいただいて呑みに行く。
こーせーぶっし中なんだけど誘惑に負ける弱いアタイ。


あるヒトに、つい罵詈雑言モード。
周りの人からも「何でそんなにケンカ腰なのよ?仲悪いのか?」
んにゃ。むしろ、この人だから言えるのだけど
でもいつもにくらべてイジワルだとは自分でも想う。なんででしょう。なんとなく。

酒が回ってクチもすべるよ軽やかに。
なんでだろう、なんでだろう、テツandトモも歌いださんばかりに何かがとまらない。


その時、そのヒトがひとこと。
「どうしたのよ?てんぱってんのか。」

……スコンと真ん中にダーツが命中した気持ち。そうか。そうだオイラてんぱってるんだ。
変わるのが怖くて変わらないのが怖くて覚悟したくて覚悟したくなくて、
ああ、アタイはアタイにてんぱってる。

気づかせてくれてありがとう。八つ当たりしてごめんなさい。
八つ当たりさせてくれてありがとう。でもアータの悪口だって、けっこー酷いよね(笑)。



そのまま友人招いてさらに呑み。
れんこんのキンピラとか褒められる。えへへ嬉しい。


9月09日<こーせーぶっし2>

いただいた薬を飲むと、お腹がぎゅるぎゅるいう。
夏の終わりのハーモニー。


9月08日<こーせーぶっしつ>

歯医者。
抜歯して一月半強、いまだに奥歯治療中。まだ痛みあり。
どーも炎症がひいてないのだそうで、化膿止めが投薬さるることに。
抜歯して一月半にして化膿止め…とは我ながらしぶとい。

処方箋をもって薬局へ。
薬剤師「今日、歯を抜かれたんですか」
私「いいえ」
薬剤師「?…あーじゃあ神経を抜いたとかそういう…」
私「いえ、根の治療だけなんですが」

薬局の奥のほうで「…間違い?」とか言う声がする。
いやンやめて、そーいう怖いつぶやき聞こえる場所で言うの!


9月07日<買いまショー>

昨日今日とステキなシャツに靴に色々をお安く購入。うれしいお買物。


9月05日<けがの功名>

北の乙女の呑み会。

梅ハイと間違って樽ハイがくる。樽ハイって何?
飲む。うま!樽でいけちゃう!…なるほど!(笑)


9月03日<じうじう>

焼肉におよばれ。ビールうまいっす。


9月01日<だれもなにも>

皆信じてくれないけど、ホントに、ホントなんだって。
酒量がおちたの!いやマジで!


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