2004年6月

6月30日<雷>

夜。すごい雷。
いい歳になると、人は怖いと思ってもそこそこガマンをするものだけれど
「…怖いなあ。」
フツウに声に出してしまうほどにオイラはそれが怖いのだ。
「雷サマが来ておへそをとられちゃうわよ!」
へそならやるよ。へそでいいならへそくらい。北国のへその富良野もやろう(独断)。ゴロウもつけるよ。


6月29日<ブライダれ、君よ>

なぜだろうなぜかしら。
氣志團の「結婚闘魂行進曲」のプロモで必ず泣く。琴線?


6月28日<冷蔵庫がやってきた>

祭り明け。疲労困憊。
皆さん声のトーンが明らかに低いですよ。アタイも含めて。

ここんとこ20年選手に近づきつつあった我が家の冷蔵庫が
たまご置場が冷凍場になったり、冷凍庫が解凍室になったりと
それはそれは刺激的な箱と化してたのだけれど
人は刺激にそんなに耐えられるイキモノではないようで
我慢の限界ここらが潮時と新しい冷蔵庫購入。

ということで我が家もやっと勝手に氷ができるように。
でも<勝手に氷>って水は入れるんですのね。
「はっ、知らないうちに氷が勝手に!水は?水はどこから?」ってな奇跡の所業じゃないんですのね。
じゃあ勝手にじゃないじゃん。
「氷になりますように」って人間の思惑が入ってるんじゃん。
水を入れときながら勝手呼ばわりされちゃ、いい迷惑じゃないのさ。
のこのこついてきたクセにケダモノ呼ばわりかよ!
…え、たとえが微妙にダメ?


6月27日<まつり2日目>

2日目。
天気予報は雨だけれど、どうにか持ちこたえそう。でも今日も寒そうだ。
カイロに重ね着に万全の防寒態勢で望む。

……ありえないほどに快晴。
この暑い中、もたれかかるたびに背中をカイロがあたためる。
昨日はあんなに君の温もりに甘えていたのに、ごめん、きょうはその暖かさがむしろ苦痛。

開催までしばしの休憩。しばしご歓談。
「ビアガーデンでダニに食われたけど、取れなかったから、そのまま出張行ったさ。
んで帰ってから病院行って切ってもらって。×針縫った。」
とか言って傷口を見せられる。…自慢?
「ま、オマエは虫もつかないけどな。」
…貴方なんか、その滞在期間中にダニが卵を産みつけてて
そしてそのうち肩からぞろぞろぞろって…もうダメだぁぁ〜(byぼのぼの)ってなっておしまいっ!

まつり終了。呑みに行く。
コチュジャン初体験。うまーい!好きー。
これだけで呑めるって、ああもう今のオイラの基準はそれで呑めるかどうかだし…。


6月26日<まつり1日目>

薄曇り。例年寒いこのまつり。今日も寒そう。

さてこのまつり毎年マスコットガールがいたりするのだけれど
今年のマスコット女子は若干18歳。めっさ薄着。
若いなあ。若さってすごいなあ。まぶしいなあ。10代ってすばらしい。
「寒くないの?」
「寒いです〜。」
寒いんじゃん!

昼食とって一休み。
女子班、毛の話題で大盛り上がり。悔しいけれどお前に夢中、ギャランドゥ。

午後からぐんぐん冷えてくる。
昼に貼ったカイロの効果ばっちり。ていうか、もうそれだけが頼り。


今日の部あれこれ終了。
戻って来て呑みに行く。
ヒロシです。新人男子に泣かれたとです。泣きたいのはこっちだ。


6月25日<まつり前日>

まつり準備で職場閑散。アタイは恒例のお留守番で電話応対班。
問い合せの電話びしばし。
一番人気は数量限定原価販売品にまつわるエトセトラ。
「例年混雑しますので、お早目に来られるほうがよろしいかと」なんつったりして。

夕方。突然の連絡。
「販売中止になった。」
ええええええ!

ナマモノだから何が起こるかわからない。
とはいえ、なんだか応対した方を騙してしまったよな後ろめたさ。


6月21日<諸行無常>

歯の詰め物とれる。
嗚呼、今年も歯医者通いか。

昨年の日記ですっかり話題にさせていただいた歯科医院に電話。
つながらない。何度かけてもつながらない。

…という話を知人にする。
「あの歯科医院?やめたよ。」
びっくり。


6月20日<北の乙女の呑み会明けて>

朝3時頃のご帰宅。
友人を送り届けるのに職場の人のお家の前を横切る。わ、電気ついてる。
送り届けて帰り道、再びお家の前を横切る。あ、電気消えてる。
そんな生活のおやすみの瞬間に立ちあってみたり。

朝3時のご帰宅。
まるで夕方のようにナチュラルに散歩する団体発見。
一瞬今が何時かわからなくなるほどに。

意外と皆が起きてるものだね朝3時。
朝3時の会を作ったら意外と人が集まるのでないかしら。
まあアタイはどちらかというと朝5時の会寄り(笑)。


6月19日<裸の王様>

北の乙女の呑み会。
ちょっと遠征。ぴりっと中華。

麻婆豆腐登場。
「辛さはコチラの山椒で調整してください。」
麻婆豆腐うまうま。
「そんなに辛くないよねー。」
「ほら山椒で調整してって言ってたじゃん。」
「え、山椒って?」
お姉さんの指してた「コチラの山椒」見当たらず。
…お姉さんには見えてたの?……試されてる?


レッツ2次会。
2次会は別腹?あれこれつまみつつ呑む。

隣の部屋からカラオケが漏れ聞こえる。
………桜坂。
今まで食べたどんなものより、お腹いっぱい!


6月18日<ヒロシです。>

新人に、舌打ちされたとです。



「先輩に質問してるときに舌打ちしない。」
新人男子、キミの23年間にそんなキメゴトは存在しませんか?
オイラもう少しで「この××童×が!」と、女子として大事な要素を2つ3つ失うよな暴言をこぼすとこだったよ。


6月17日<複雑に入り組んだ世の中で方位磁石はくるくる回る>

ちょっとしたオシゴト。ちょっとしたビラ配り。
配ってるうち、どこに配ったのか配ってないのかわからなくなる。
気をつけろ!街には罠がこんなにも。こんな地方でも。


ここんとこ、いろんな人から合併話をされる。
その話題でオイラを思い浮かべてくれて、ありがとう。
慰めとか質問とか見解とかイロイロに対し、胸中フクザツすぎて、あまり語ることできなくてごめん。

でもただ1つこれだけは確か。
悲しいよ。すごく悲しい。


6月16日<ひゃっほう>

職場でお嬢さんと呼ばれる。テンション上がる。



……アナタ達、こないだ「奥さん」て呼ばれた時はそんなに否定的じゃなかったじゃないのさ!


6月15日<ひさしぶりに>

羽球。ほんっっとに体なまりまくり。


一汗流したあとのビイル最高。


6月14日<ひさしぶりに>

エクササイズ。体なまりまくり。


6月12日<目と目で通じ合う。たしかに。>

友達とメシるる。

前から気になってた店に行く。
入って数分後、結婚式の2次会の予約が入ってたらしく
ナウなヤングがたくさん入って来て、周囲お構いなしにさわぎまくり。
オンナノコがひとこと、

「日本酒は二日酔いにならないんだって〜」

「なるよ!」
向かいの声すら聞こえない喧燥の中、友人と無言の会話が通じた瞬間。


6月11日<花見>

職場の人のパソコンがクラッシュ。別な人のパソコンでオシゴトオシゴト。
書式を送ってくれぇぇの叫びに、はいはいとメール転送。
15分後。
「送った?」
はいな、たしかに送りましたよ。届いてませんか?って…あっ!
すすすいません。クラッシュしたパソコン宛に書類送ってました!
「……だと思った。」
すみません。予想を裏切らない女で。


花見。花も咲いてないのに花見。
しかたないわね、アタクシ達が花として咲き誇るさまをご覧あれ!
…あらあら、その哀れみの目の意味がわかりませんわ。

赤ワインをついでいただく。ほとんど口をつけないうちに白ワインをつがれそうになる。
赤ワインのコップに白ワイン。混ぜてロゼ気取り?ありえない!
だから赤ワインをブドウジュースばりにごきゅごきゅっと呑みほしてコップをさしだす。
あらあら皆さん、その驚愕の表情はなにかしら。

2次会。3次会。
好きな人達と楽しく飲めたらそれがイチバンの幸せ。
てゆうか酒呑むのにそれ以上もそれ以下もいらないよ。
呑みたい人達と呑みたいってだけで呑もうよ。
誰かが何かをガマンして、なんの呑み会ぞ。


6月10日<幸せってなんだっけなんだっけ>

肌荒れ。肌の乱れは心の乱れ?


6月7日<喪>

通夜に行く。


募る不安。目かくししてる事実。ちゃんとさよならしなきゃ。それはわかってるけど。


6月6日<呑み明かし呑んだ暮れる>

昨日の全力作業のダメージが全身に。
腰まわりから足にかけてがかたまり気味。ゆえに本日休業。
一切の作業を放棄し朝から昼から水のようにビールを呑む。気分はヨーロピアン。

腰痛にはあまりよろしくないらしいんですけどね、アルコウル。
体のそれより心にオクスリオクスリ。


6月5日<まさお>

職場の除草作業。
各部署の管理職なおぢさま達の仕事なのだが
「来い」
「いいっすよ」
でお手伝い。
この年代の女子は「来い」とか言われないしフツウ来ないしだけど
それができちゃうこの状態がアタイは好きだ。

除草機も運転させてもらいました。トラックも運転させてもらいました。
4時間強みっちり汗だくで働いて終了。
やっぱこういう体動かす作業好きだなあと実感。
持久力に見合うくらいの腕力が欲しいなあと痛感。


6月4日<それすらも日々の果て>

衝撃の一夜から明けて翌日。
腫れ物にさわるかのよに気を遣われるのもたまらないが
だからってにやにやにやにや「奥さん」「奥さん」言うのもどうよ!小学生か!訴えるぞ!

とかいいつつ
「ちょっとちょっとこの店でイチバン強い酒をもってきてちょうだい!」とか
「よーし実を伴わせるぞーう。」とか
笑いにかえてちょっとオイシイとか思ってるんだから
訴えたところで北村弁護士に鼻で笑われちゃうぞっ。


6月3日<ショックショッカーショッキング>

職場に訪問販売のおじちゃんがやってくる。
おじちゃんは毎年来ていて、毎年優しくしてくれるというとある女性の話をする。
そして私と目が合った瞬間

「この
奥さんくらいの歳の…」

ごろごろごろごろごろごろぴしゃーんっ!(雷参上!そして落雷!)

おおおおおおお奥さんだとぉ!?


「…明らかにそれは世間でいうとこの新妻とか、『よっ、若奥さん』とかいうカテゴリーでなく…
『おばちゃんじゃ失礼だから、奥さんって言えばカドがたたないだろう』の<奥さん>であり…父さん…富良野は…」

はっ、今あまりの衝撃に心の中の純(北の国から)がっ。


「…誠意ってなにかね。」

ああっ、菅原文太までっ!!


「まだコドモが食ってるでしょうがっ!」

ああっ五郎さん五郎さん。ていうか貴方はいいよ。アタイ別に食べてる途中じゃないから。ラーメンとか食べてないから。


「るーるるる」

はいはい蛍もキツネとか呼んでこなくて良いから!帰って帰って!


…はぁぁ。すみません。
そんな泪目銀座なアタイに周囲は大爆笑。
にやにや笑いで「奥さん奥さーん」
その呼びかけにはアタイ貴方であろうと上司であろうとヨン様であろうと振り向きませんから!

そんな不穏な空気をヤバイっと思ったその販売のおじちゃん
「あ、お…おじょう…さ、ん…?」

そんなためらいがちの、かみかみの<おじょうさん>ならいりませんっ!どーん!(落雷)

……誠意、ってなにかね。なあ文太、文太よぉ。


6月2日<クレイジークレーマー>

クーリッシュにまるはまり。マンゴー味が好き。

最近広告でも商品でもやたら注釈が多いですやね。
これは宣伝用ですとか。実際には藤原ノリカはつきませんとか。
クーリッシュもご多分にもれず、ご注意くださいとか恐れがありますのオンパレード。
きわめつけ、

「長時間持つと手が冷たくなります。」

……アイスだもの(みつを)。

この日本に住む、一億ほにゃらら人の中には
「長い間持ってたら、手が冷たくなっちゃったじゃないのよっ!」
とかいうヤカラがいるのだろうか。
ああだれか。だれか長井秀和を呼んで来て。
長井にヒトコト「……知るか。」と吐き捨てるように言ってもらって。


6月1日<ぼくらが旅に出る理由>

コンビニに入ったところ店内の従業員が一斉に外へ飛び出す。
……は?
なになになに?休憩?逃避?家出?かけおち?いやがらせ?どっきり?
と思いをめぐらせてると、どどどと戻ってくる。……避難訓練?

買物すませて、ふと空を見上げると、でっかい虹。なるほど。


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