Scene 3 (退院 )


あの事故から2ヶ月が過ぎたある日、僕の家の留守番電話に1件の伝言が入っていた。
僕の使っていた留守番電話の再生の声はとても素敵な女性の声で「メッセージはXXX件です。」と言ってくれるやつだった。(そんなことはどうでもいいか(^^;) 
僕は再生ボタンを押した。
「ピー」
「こんにちは○×自動車です。車の修理が終わりました。
「都合の良い日に取りに来て下さい。それじゃー」
「ピー」


修理が完了したという電話だった。
僕はすぐに修理工場に電話し車をとりに行くことにした。
気持ちが高ぶっているので「事故を起こさぬように慎重に運転して帰ろう。」
そう心に呟きながら僕は工場へと足を運んだ。 
自動車工場に着き、SILVIAが置いてある所に案内してもらった。 


今、僕の前にはSILVIAがある。
何も無かったかのように、ピッカピカに磨かれたそのボディーは早く乗ってくれと言わんばかりに僕を待っていた。
案内されてからそれまで工場の人が修理個所等を説明してくれていたようだが僕の耳には何も入ってこなかった。
一通りの説明を受け、僕は工場を後にし自分の家に戻った・・・・ 


家に戻ってから僕は、しばらく、車を眺めていた。
3月の北海道はまだ寒い。
それでも僕は外でボーっとシルビアを眺めていた。
嬉しくて涙が出そうになった(TT) 


それから数ヶ月・・・12月になり、僕は初めてのボーナスを手にする。
事故以来、車にはほとんどお金をかけていなかった。
僕は、ボーナスで何か買おうと思っていた。
早速、僕は車屋さんに行くことにした。
何を買おうか迷っている僕の前に一枚の広告が目に入った。
そこにはこう書かれていた・・・ 
「特価!!今日限り!!」 
僕は、その商品を手にした。フォグランプだった。
しかも、速度が0Kmになると自動的にライトを減光してくれるという夢のようなオプションまで付いていた。
僕は迷わずそれを買うことにした。
それが写真にあるフォグだ。
僕の愛車にとって初めての大きな?買い物だった。 

※ SILVIAはFETのフォグランプ&減光システムをGETしました。

フォグを取り付けたその日、僕は意味も無く、ライトを点けたり、消したりしていた。
っと思う(^^;

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