text by Seino


 こんにちは。僕達のパーティーは「 Happy Happy Hollywood 」です!

 名前だけで「ハッピー系かよ」とかツバ飛ばす Oi なアナタもブラザーなアナタも、まあディスクレビューをちょいとクリックしてもらえたら、そんな誤解も軽く流してもらえると思うんですけど。でもまあ一応この名前しょってる責務も果たさないといけんと思うので(この辺が男気)、時間ある人、ちょっと読んでください。

 えー「 HAPPY 」という言葉がなんか語弊を生んでるのは、すぐに「〜系」だなんだと、名前をつけてやる&消費してやるチンポ文化圏の日本ならではなんすけど。そもそもパーティーから「 FUN 」の気概を取ったら何が残るんじゃいボケ!
 金払っといてなんかコア?(何それ)に囲まれてイヤな気分させられて「自分音楽知らないからかな」とか勝手に自虐してる人と、「この地域じゃ客がね」とかぬかすタゴサク。そんなパーティーどうよ?

 いっつも思うんだけど、

かかっている音楽なんてどうでもいいんじゃ!音楽が好きで好きでしょうがないからこそ「音楽なんてどうでもいいんじゃ!」

 そうじゃなきゃ自宅で音楽聞いてりゃいいじゃん。それなら全部あなたの好きな曲ばっかだよ。寂しかったら、気の合う友達2・3人に無理矢理聞かせたりすればいいしさ。
 なのに人はパーティーに行く。そこでかかる全曲が好きだなんてことはないし、来てる客全員友達なわけでもない。でも人はパーティーに行く。なぜですか。そこでしか味わえない「 FUN 」があるから以外ない。

 だから、このパーティージャンル的にはバラッバラです。といってもボーダーレス狙ってるとかいう意味じゃなくて、とにかく「パーティーは FUN なものでなければならない!」という思い入れだけが共通点の、だからこそ「自分にとって最高のもてなし( FUN )を」って思い入れが炸裂した選曲になってます。
 だから別に「 FUN FUN HOLLYWOOD 」だっていいんですが、「ファンファン」つう響きもなんか可愛いし。とにかく「 HAPPY 」っていう言葉は、「皆の HAPPY を目指す」意味で、これって考えてみるとエラい苦難の道なんですよね。字面から窺えないほど男気溢れた覚悟入りってことで、そこんとこヨロシク。

 そういう気概なもんでウチらDJ達にもうひとつ共通点があるとしたら

「何がかかってようとどんなやり方であろうとお客さんが喜んでくれるものが、唯一絶対的に正しい」

って思想。だから僕達メチャクチャ腰低いです。パーティー中お客さんでつまんなそうにしてる人はいないかって、いつもチェックで必死です。それが当たり前だと思うんですけどね。だから初めての人も是非軽い気持ちで遊びに来てください。払ったゼニの元は取らせますんで。最後に先日別海のこのパーティーにゲストで来てくれた YOU THE ROCK ★ さんが、僕に言い放ったこの言葉を送ります。

「パーティーで一番大切なのは音楽じゃねーんだよ、いい感じの照明なんだよ!!」

バックナンバーを見る


北海道道東は別海町にてクラブイベントを企画する「HOLLYWOOD」のホームページ
Copyright (C) 2003-2005 HOLLYWOOD WEB. All rights reserved.