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H26年のトピックス

H26年11月07日

別海町グリーンツーリズムネットワーク主催
「秋のフットパス」を開催!

H26年10月25日(土)に「秋のフットパス」を開催しました。

当日は、別海町、中標津町、標津町、根室市等の近隣市町村から41名の参加者と、秋晴れで歩くには気持ちもいい天候のなか開催することができました。

今回のフットパスのルートは、旧標津線跡に沿って、奥行臼駅〜桜ヶ丘農道までの約8kmです。

放牧地や採草地が広がる根釧特有のなだらかな丘陵を見ながら、途中2本の川(ケネヤウシュベツ川・ヤウシュベツ川)に地域住民の協力でかけられている人道橋を渡ることができます。

紅葉は終わりかけていましたが、道中、ヤマブドウが実っており、自然の恵みを味わうこともでき、参加者は楽しむことができたと思います。

また、フットパス終了後、べつかい郊楽苑で昼食を取りながら懇談し、最後に温泉で一汗流して解散となりました。参加者の皆様、お疲れ様でした。

*旧標津線奥行臼駅から出発

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旧標津線を歩く

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フットパスに牛も興味津々?
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人道橋の上でひと休み
(ケネヤウシュベツ川)
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道中のヤマブドウをいただく
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昼食を取りながら懇談
(べつかい郊楽苑)

H26年10月02日

別海町グリーンツーリズムネットワーク共催
「根釧原野の開拓と鉄道の歴史を訪ね歩くツアー」開催!

H26年9月23日(火)に「根釧原野の開拓と鉄道の歴史を訪ね歩くツアー」を開催しました。

  今回のツアーは、隣町のなかしべつ体験観光ネットワーク(代表 瀬波秀人氏)の主催で行われ、別海町グリーンツーリズムネットワークは、共催という形でツアーに協力しております。

  根釧原野の開拓の推進力として、殖民軌道や鉄道(標津線)が大きな役割を果たしていました。その標津線の廃止になって25年が経過しています。

  現在では、「鉄道なんかあったの?」と感じるほど痕跡は少なくなってきています。そんな中、今回のツアーでは「旧駅舎」、「線路跡」、「郷土館」などの史跡を訪ね歩くことで、開拓と鉄道の歴史を学ぶとともに根釧原野の自然にふれあうことをもできたと思います。

☆☆☆ 鉄道の歴史 ☆☆☆

○殖民(簡易)軌道・・・一般的な鉄道ではなく、未開地での道路の代替として利用。 開通当時は馬で台車を引いていた。その後ガソリン等の内燃機関に変わっていった。

  • 1925(大正14)年 厚床〜中標津に殖民(簡易)軌道が開通し、順次周辺地域に延長され道路整備が進むにつれ廃止され、61(昭和36)年にすべての殖民軌道が姿を消した。

○鉄道(標津線)

  • 1933(昭和8)年:西別(別海)〜厚床、34年:西別(別海)〜中標津、36年:標茶〜計根別  37年 計根別〜標津により標津線前線が開通し、89(平成元)年に全線廃止された。    

 

別海町:旧奥行臼駅、駅逓所

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 旧別海町奥行駅正面

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旧奥行臼駅でトロッコ試乗

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旧奥行臼駅に保存されている貨物車

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旧奥行臼駅に保存されている客車

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 国指定史跡の奥行臼駅逓所、現在は内部には入れないが、平成30年頃公開予定

 

中標津町:中継信号機、郷土館、SL、転車台、上武佐駅跡

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中標津町内にひっそりと残されている旧標津線で飼養されていた中継信号機

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中標津町丸山公園内にある郷土館、内部には当時の生活用品や機械等が、外にはSLが展示

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丸山公園で昼食。おいしいトウモロコシやじゃがバターをいただきました。また、乗馬に挑戦する人もいました。

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中標津町武佐中央ににある転車台跡(汽車を方向転換させる装置)を見学、その後上武佐駅跡まで散策しました。

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平成元年の標津線廃止まで使用された、上武佐駅跡。映画のロケ地にもなりました

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最後に中標津中地区にある上原農でジャガイモ掘りを体験してたくさん持ち帰りました。

 


H26年7月17日

「別海町グリーンツーリズムネットワーク主催 「根釧パイロットファームの歴史を たどるツアー」開催! 」

 H26年6月14日(土)に「根釧パイロットファームの歴史をたどるツアー」を開催しました。

 グリーンツーリズムネットワーク(以下GTN)会員や町内外から21名の参加がありました。

  別海町の基幹産業である酪農の発展に大きく寄与しているのが、根釧パイロットファーム。 今回のツアーは、そのゆかりのある牧場や当時の機械・生活用品を保管している施設を巡り、パイロットファームの歴史をたどり・学ぼうということを目的として開催されました。

根釧パイロットファームとは? 別海町中春別地区において、世界銀行からの融資により国、北海道、北海道開発局、農地開発機械公団が進めた開拓事業プロジェクト。この事業によって14.4haの耕地、住宅、畜舎、乳牛10頭の規模で入植者を募り、昭和31年〜39年まで361戸が入植。 この事業では、それまでの手作業による原野開拓と違い、機械力により短期間に草地を整備することができ、酪農経営を早期に開始することができた。

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当時の牛舎(左)と住宅(右)−1

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当時の牛舎(左)と住宅(右)−2

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住宅の内部には当時の写真等が展示

昭和31年に入植したGTN会員の青野夫妻(春樹さん、一枝さん)は、隣接した離農農場を買い取り、入植当時の牛舎、住宅を保存している。 内部は改装されているが、外観は当時のまま。 また、当時の写真や記録を大切に保存している。

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当時の様々な農機具が展示されている

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青野春樹氏が説明

旧豊原小学校の倉庫には、開拓当時の機械や生活用品が展示されている。 青野春樹さんにより、入植時の苦労や生活について、説明が行われた。

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青野一枝さんが当時の写真をDVDに編集

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青野一枝さん

当時の写真で編集されたDVDを参加者で鑑賞。当時の機械開墾の様子や地域農業の歴史について学びました。 別海町GTN会員からは、このパイロットファームの歴史を次の世代に継承していく必要性を改めて感じたという意見が上がりました。

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今回の参加者のみなさん(場所:ニューフロンティアファーム 夢伝承交流館)

 


 

平成26年02月27日

「別海冬のフットパス「広大な牧草地を歩こう」開催!」

 H26年2月22日に開催した「冬のフットパスツアー」で、参加者は会員の広大な牧草地を「かんじき」と「歩くスキー」でそれぞれ楽しみました。

 今回は歩くスキーでの参加も可能にしたため、「日頃は決まったコースで歩くが、広大な雪原を自由に歩けるので参加し、今日は満足した一日」と弾んだ声が聞かれました。

 札幌から訪れていた人は、初めて「かんじき」をつけ初めて歩いた雪原に、「ただ驚くばかりで,雪原の下が牧草地、放牧地と説明されても想像がつかない」との感想をきっかけに、地元の参加者と交流ができました。

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「かんじき」をつけ歩く準備

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「かんじき」で雪原を歩く参加者

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雪原をスイスイと歩くスキー参加者

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強風で雪の風紋が広がる雪原

 

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