
「出し惜しみしない」っていうことでは、相変わらずジャケが最高すぎのカーリーこと野本かりあさん。前回からの予告どおり登場です。それにしても、やっぱりスタイルいい人は、これぐらいやってくれないと。このジャケで、豪華ポスト・カードが4枚ついてる時点で、もう「決まり」ですから。歌が下手とか言ってる人はこのCDを「全然聞いてない」のと同じっす。
それにしても、これファーストよりはるかに好きですね。全曲BPM130のノンストップで構成された超ガーリーなダンス・アルバム!ヘタなDJよかコンポでこれかけっぱなしにして聴いてるほうが100倍盛り上がる。つうか、少なくともオレのDJよりよっぽどイイ…。
全曲を書いてカーリーの声域の狭さ(笑)を絶妙にプロデユースした小西康陽さんはさすがの「神」レベルの仕事っぷり。大体、フランス・ギャルやシュープリームスのように、天才コンポーザーにプロデユースされるアイドルっていうのは、結果その子の「素材の輝き」っつうのが見えないと、ただのオジサンの自己満に終わってしまうわけですが、これ聞いて本当カーリー好きになっちゃいましたよ、オレは。これで普段はテクノDJやってるって格好よすぎですよね。
「この毎日を生きる自由度/この音楽で踊る自由度/このレコードにつなぐ自由度/このひらめきを生きる自由度」2007年ベストに間違いなく入るMB「自由度」はヒップ・ホップ好きの女の子でも絶対踊ってしまうはず(でも男は踊らねーんだよな…) |