2000年 第36回矢臼別平和盆おどり
大 会 宣 言
日本を再び「戦争をする国」にさせない!
戦争の惨禍から、「平和」と「民主主義」が何よりも大切なことを身をもって体験し、「二度と戦争はしない」と誓った日本が、『戦争法』の強行で、再び「戦争する国」に作りかえられようとしています。『日の丸・君が代』の法制化や盗聴法で私たち国民の日常生活や内面まで踏み込んで「戦争する国」へ一歩一歩近づいているのです。
ここ矢臼別での自衛隊の演習も、北方機動演習で明らかなように、「公道を戦車を積んで移動」したり最新鋭輸送艦「おおすみ」やLCACでの揚陸訓練など、この不況の中での大規模な演習は許しがたいものがあります。
また、今年はこないと言っていたにもかかわらず、米海兵隊の移転砲撃訓練が強行されました。沖縄と同質同量といいながら、今回は、夜間訓練・負傷者大量発生を想定した訓練・NBC訓練なとが実施されたようです。また、今年は「ボランティア」「家庭訪問」が強化され、後発隊が初めて民間定期便で一般客といっしょに搭乗するということも行われました。
また、沖縄では7月3日、またも「少女暴行事件」が発生しました。しかも、これ以外にもルール無視の事態が連続して起きており、沖縄県民のみならず日本中で怒りが爆発しています。
政府は、私たちの税金を湯水のように使い、自衛隊演習、海兵隊訓練をますます強化しています。来年2月には矢臼別演習場で日米共同積雪寒冷地訓練を行うことも明らかになりました。周辺農家は自衛隊訓練や米海兵隊訓練による騒音振動・治安の不安で我慢の限界に達し、立ち退かざるを得ない農家が増えています。
第三六回矢臼別平和盆踊りに結集された皆さん!
「ここに居たい」「平和に生きたい」という人間として当たり前の願いが、ここ矢臼別のたたかいを三六年も支えてきました。ここに結集された皆さんと、その後ろにいる無数の人々の支えによって、全国のたたかいに広がっています。
日本を「戦争する国」にしようという動きがはっきりしてきた今、「平和を願う」多くの国民との矛盾は逆に拡大しています。私たちはこのことに確信を持ち、ここ矢臼別を基点に自分の目で見、肌で感じたことを大いに語り、「日本を戦争する国にさせない」たたかいを、したたかに広めていこうではありませんか。
二000年八月五日
第三六回矢臼別平和盆踊り大会