03年 第39回矢臼別平和盆おどり 大会宣言

大会宣言

第39回矢臼別平和盆踊り大会に参加の皆さん

折りしも沖縄に上陸し全国を縦断して各地に被害を及ぼした大型台風をついて参加した仲間の皆さんに敬意と激励と連帯の意を表するものです。

皆さん

 イラクでは、米英軍の不法な軍事占領が続き、戦闘が止まず今でも多くの尊い命が奪われています。そして、そのイラクに自衛隊を派兵させるという憲法違反のとんでもない策動が進行しています。また、他国に攻撃されたという口実と有事法制をもとにこの矢臼別川瀬牧場の土地を奪い取ろうとする策動も進行しています。断じて許すことはできません。

皆さん

漁業被害を起こさないためという理由で、演習場内のちっちゃな河川にまで200メートルにも及ぶ巨大な砂防ダムが建設されています。こんなばかげたことが、住民にも道民にも国民にも知らされない間に進められています。漁民もだれも要望しない事業が強行されている。海兵隊を受け入れる見返りに何かやってもらいたい事業はないかという国の要請に関係町村が応えたものだそうです。こんなでたらめなことが許されてよいものでしょうか。

一方では、長引く不況、リストラ・合理化のもと失業者が増大しています。中でも若者の就職できない実態は深刻です。

大会参加の皆さん

「戦争のために国民の血税を使うな!」「国民の血税は、平和のために使え!」「地域住民の暮らしのために使え!」「若者の就職にこそ税金を使え!」このスローガンを今こそ大きな声で叫ぼうではありませんか。

 39回目の矢臼別は、冷たい夏と少ない雨で牧草の収量が極端に少なかった。牛たちがこのえさで冬を越せるか心配です。しかし、だからこそ、酪農民は丹精こめて草を育て、牛をかわいがり育てることに汗を流します。そして、時間をつくり盆踊りの準備にやってきます。その準備を一緒にしようと今年も多くの仲間たちがやってきました。管理統制が厳しくなる中地元の教員たち、お父さんと一緒に参加した子どもたちもいる。遥か遠く矢臼別のとりこになったという東京の電気屋さんと青年たちも。その青年が新しい仲間と一緒にやってきました。その青年も川瀬さんのとりこに、矢臼別のとりこになる。

 米軍のイラクへの攻撃を止めさせようと世界で1千万人の人々が起ち上がりました。マスコミでは報道されなかったけれど、日本でも若者を中心に戦後最大規模の反戦運動が巻き起こったといわれています。それに引き続き有事法制阻止の闘い、イラク特措法の闘いにも多くの若者たちが参加しはじめました。しかし、米軍のイラクへの攻撃は止めることはできなかった。有事法制もイラク特措法も成立を阻止できなかった。そんな挫折感が広がっているのも確かです。

 実行委員会で吉野先生が、そんな思いを吹き飛ばす元気いっぱいの大会にしようではないか、全国の仲間を励ます大会にしようではないかと発言、みんなで確認しました。

 大会参加の皆さん

 憲法の理想を高く掲げ愚直なまでに頑固に闘って来た川瀬さんの、矢臼別の輝かしい伝統をもとに全国の仲間を励まし、自分を元気付ける大会にしようではありませんか。

6度目の米海兵隊矢臼別演習場移転訓練が、9月に実施されるというのに発表は8月。

川瀬さんが、言っていた。

「私は、米海兵隊の司令官に聞いてみたい。『戦争を放棄しているこの国の矢臼別にきて戦争の訓練をすることについてどう思っているのか。』」と。

大会参加の皆さん

 9・14全道集会を圧倒的に成功させ、その申し入れでは、防衛施設庁の役人ではなく米海兵隊の司令長官に川瀬さんと一緒に直接突きつけようではありませんか。

 沖縄では、普天間へリポートの名護沖への移転反対の闘いが新しい局面を創り出しています。隣の韓国では、アジア最大の射爆場の撤去をめざし逮捕・起訴されても身体を張った闘いが前進しています。ここ矢臼別では、77歳の川瀬さんが元気いっぱいだ。来年、矢臼別平和盆踊り大会は、40回を向かえます。

 大会参加の皆さん

沖縄と韓国と矢臼別とがっちりスクラム組んで、沖縄から韓国から矢臼別から米軍を撤退させるまで最後の最後まで頑張ろうではありませんか。

2003年8月9日

第39回矢臼別平和盆踊り大会実行委員会