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安保破棄・諸要求貫徹北海道実行委員会、米海兵隊矢臼別演習場移転反対釧根連絡会などで構成する 9・14全道集会実行委員会は次の日程・内容で集会を持つことを決め、平和を愛する多くの道民・国民のみなさんの参加を呼びかけています。


米軍はアジアから出てゆけ・沖縄新基地建設反対・自衛隊のイラク派兵反対!!
      米海兵隊移転訓練反対9・14全道集会

 と き/9月14日(日) 13時〜15時30分(集会・デモ行進)
 ところ/別海町ぷらとイベント広場(別海町別海旭町)

 韓国・梅香里(メヒャンニ)から 「米空軍射撃場」撤去の闘いをすすめる
 梅香里米軍射撃住民被害対策委員長
 全晩奎(チョン・マンギョ)氏来る!

 沖縄からも闘いの報告

  集会終了後、次の企画を予定しています。積極的にご参加下さい。

 ◆現地対策本部への申し入れ・廠舎前抗議行動 
        16時〜 矢臼別演習場内自衛隊廠舎前

 ◆沖縄・韓国からの参加者との学習・交流集会
        17時30分〜19時 学習会 参加費 500円(資料代)
        19時〜        交流会 参加費1000円(夕食付き)

          

  全晩奎(チョン・マンギョ)さんからメッセージ届く

        みなさんとお会いできることを楽しみにしています。

 北海道の矢臼別(米日合同軍訓練場)は、ぜひとも行ってみたいところでしたが、このように招待いただきとてもありがたく思います。9月11日から21日まで、北海道で平和と人権、環境を取りもどして守るために懸命に闘争なさっている素晴らしい方々と交流しながら、多くのことを学ぼうと思っています。

 ここ梅香里(メヒャンニ)は、今でも米軍戦闘爆撃機が村の上空を飛行しながら村の前にある海辺の農村にて爆撃演習訓練をしています。そして、国家を相手に集団訴訟を請求した事件は、1審と2審で原告である私たち住民の側が勝訴を得ましたが、未だに大法院(最高裁)で最終判決をしておらず、私たち梅香里住民約600 名が、7 月24 日にソウルにある米第8 軍司令部と駐韓米大使館、そして韓国大法院の前に行って、抗議デモを行おうと準備しているところです。また、8 月8 日には、韓、日、台湾、香港、マカオ等5カ国の平和団体が梅香里を訪問して、梅香里の住民たちとともに、梅香里の平和のための文化祭が開催される予定です。 日が経つにつれ、多くの人々が平和と環境の価値を大事に考えているため、梅香里を訪れる人の足が絶えることはありません。日本のある旅行社では、梅香里を旅行コースとして周期的に訪問しています。今月(7月)には、28日に15名が、29日には大阪にある平和団体から訪問するということです。先週はMBC-TVという中央日刊紙である新聞社の記者たちも梅香里を訪問し、熱のこもった取材活動をおこなっています。それほど世界最強の軍隊である米軍の軍事的暴力によって、梅香里の住民たちが受けている痛みと苦痛が多くの人々に象徴的なものとして見えているためではないでしょうか。それで、私は明日もソウルにある駐韓米国大使館の前に行って、ソウルにいる市民・社会団体とともに抗議デモを行うことになっています。

 次にまた手紙を送ることにして、きょうはこのくらいにしておきます。さようなら。


沖縄からの集会参加者決まる!

  
 川満真由美(かわみつまゆみ)さん(普天間米軍基地から爆音をなくす訴訟団)

 沖縄の名護市沖に設置を予定している米軍新基地に対して、名護市における反対運動は、昨年の集会でも紹介してきました。今回の参加者は、名護市沖に移転する普天間基地で、昨年に「爆音をなくせ」と立ち上がった人々によって「訴訟団」が結成され、その中で幹事としてがんばっている川満真由美さんが集会に参加することが決まりました。川満真由美さんは石垣島出身で、沖縄国際大学を卒業した方です。

            沖縄の普天間基地はいまどうなっているか

 95年の「少女暴行事件」から、翌年に普天間基地の返還を日米両国政府が合意しましたが、その中身は「移設」であり、名護市沖への最新鋭の基地建設というとんでもないものでした。
 その後、名護市沖の基地建設をめぐって大きな反対運動とともに知事選、市長選などがたたかわれてきました。基地建設推進派が有利な方向へすすめているように見えていましたが、今年の4 月に大きな変化が生まれました。普天間基地をかかえる宜野湾市での今年の4月の市長選挙は「県内移設ノー」を公約に掲げた伊波洋一氏が、自公保3党の推薦を受けた推進派を破り当選したからです。まさに基地建設派と反対派の厳しいせめぎ合いがつづいています。
 そうしたなか、普天間基地の地元では「ヘリ騒音も我慢の限界」と、200 名の住民自身が原告となり、米軍普天間飛行場の爆音差止と損害賠償を求める訴訟を行いました。嘉手納基地では爆音訴訟の長いたたかいが続けられていますが、普天間基地でも初めての提訴となりました。
 訴訟団結成大会(昨年7 月)に参加した方々から「このうるささをどうにかしてほしい」「あまりの低空飛行に、家中をゆるがすごう音。慣れたふりをしていたが恐怖感に襲われたことがある」「孫の聴覚にも影響がでないか心配」(琉球新報の記事から)など、がまんのならない爆音に怒りをぶっつけていました。
 川満さんには、沖縄のなまなましい現実やたたかいの到達点などの報告を期待しています。

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