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矢臼別平和委員会 会員だより bP36 (2005.7.28)


人生、生きちょるだけでまるもうけ(上出五郎)
…内容省略

矢臼別闘争草創期の記録集
  
『矢臼別通信』創刊〜8号復刻、発売

矢臼別闘争をめぐる作品・論稿集は、探し出すのに多少の手間、ひまがかかるものがあるにしても、ほぼ手元にある。ところが、いくら探しても出てこないのが、道東地域問題研で発行した冊子 「矢臼別通信」 (創刊70年〜8号73年)である。
 後年、コピイを一部読んだ。そこには草創期の矢臼別闘争に加わった諸先達のいきいきとした姿があった。
 編集責任者は阿寒町でご健在の金子幹夫さん。矢臼別入り浸りの40代・三宅信一さん。農民組合書記長で「全日農ニュース」を発行し続けていた川瀬氾二さん、そして、佐藤四郎、猪股政元、杉野芳夫など血気旺んな地元のみなさん、泉川のマルクスと称せられた武藤四郎さんなど農民群像が躍動している。芝田重郎太さんの「別海の夜明け」も登場。からだの奥底からマグマのように静かに熱いものがせり上がってくる思いである。
 その「矢臼別通信」の復刻版を「作ったよ。356ページにもなっちゃった。平和盆おどりまでには出来上がる・・・。」と27日、三宅信一さんから電話があった。
 いつものように言葉は穏やかだけど、矢臼別の運動の歴史と伝統を、今の世代に何とか伝えたい、残したいと、日頃、心を砕いておられた三宅さんの思いがひしと伝わってきた。
 40年近くも矢臼別にかかわってきた私の手元にさえない貴重は記録、私の知らない矢臼別がいっぱいつまっている冊子、当時の人々の息吹きがよみがえってくる「矢臼別通信」(しかも「年表」つきという)をぜひ矢臼別の仲間に読んでいただきたい。発行が待たれる。 吉野宣和
        (「矢臼別通信」復刻版創刊号〜第8号収録
               A5版356ページ。 頒価 1,500円)

事務局から


平和盆おどり あと1週間。いつもの人たちがいつものように「行きます」「よろしく」と連絡をくれています。山形県の男性、標津町の高1生、おなじみとなった帯広民族芸能守る会などから「設営隊に参加」との便りも。全国から支援のカンパも80万円超。
 会員のみなさんも、仲間をさそって元気な顔を見せてください。

通知なしで射撃訓練(12日)をしたとの通報で別海駐屯地業務隊に事実関係を調べたところ認めたので15日、事務局と中村忠士町議とで抗議の申入れをしました。「射撃通知」の信ぴょう性について言及したら「通知と実際は同じ」「水増し通知で、裏金作りはしていない」とのこと。

米兵、事前調査に 23日昼、243号線で抗議行動をしていたら、米兵らしい者を乗せた車2台が通過。中村町議が追跡すると、車は演習場内に。その後、役場などに問いただしたところ、9月にやってくる海兵隊・実弾訓練の事前調査であることを認めました。
 相手は着々と準備しています。こちらも「9・11全道集会(ぷらと広場)」の成功と監視行動に万全を!!

キリスト教会の平和ゼミ(23日)の呼びかけにこたえて参加をすすめました。川瀬さん初め9人が参加。会場の別海キリスト教会は満席で、2時間半の講演と交流は充実した内容でした。
 講師のジーン・ストルツフス、アン・モンゴメリー両氏は、アフガンやイラクで非暴力平和運動に挺身するクリスチャンピースメーカ・チームズのメンバー。ゼミの前日、川瀬宅を訪ね、あいさつを交わしました。

Marines Go Home-辺野古・梅香里・矢臼別-の映画会が、8月6日午後2時から、平和盆おどり会場内で開催されます。全体集会の開会直前で落ち着かない向きもあろうかと思いますが、ぜひご観賞ください。

う ご き

6/30 会員だより 135号発行
7/ 4 北方転地演習抗議(4人)
7/ 6 7月例会(5人)
7/10 北方転地演習抗議4さ路集会(40人)
      第13回矢臼別の集い(西春別空襲を語る会 28人)
7/12 平和盆おどり現地実行委
7/13 同 別海東部実行委
7/15 陸自別海駐屯地と交渉
      釧根連絡会に出席
      平和盆おどり総実行委
7/16 根室空襲60年記録展見学
7/19 北方転地演習抗議(6人)
      核廃絶・憲法9条守れ!街頭行動(新婦人主催)
7/23 北方転地演習抗議(5人)
      平和セミナー(別海キリスト教会主催)に参加
7/26 平和盆おどり事務局・設営隊会議
7/27 釧根連絡会