機能的予防削蹄

フリーストールの蹄病の特に発生し易い部位はどこ???

後肢内蹄・・ソールフラクチャーの多発生部位(赤い血斑の当たりから踵に向かって剥がれます)

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機能的予防削蹄

後肢外蹄・・蹄底潰瘍の多発生部位(赤い血斑からその下部にかけて)

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機能的予防削蹄1

後肢外蹄・・白帯病・白帯膿瘍の発生部位(削切してある部位)

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機能的予防削蹄2

このようにマドリング・空隙法を使い工夫して削蹄すると・・このようになります(左後肢) 

機能的予防削蹄3
機能的予防削蹄5

内蹄の蹄角度は約50°です。この状態ではフリーストール内で蹄の負重が原因による蹄病は発生しづらいです。時間の経過により下の状態になるまではDDに関わる病変以外は発生しづらい。

前回の削蹄から約3ヶ月です・・(写真は左後肢です)内蹄はマドリングの施した部分までフラットになっています。削蹄適期かと考えます。

機能的予防削蹄6


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