COLUMN > 2008.8




初日はグリーンステージ(約40,000人収容できるメインの野外ステージ)のくるりからスタート♪フジロックは毎年出演アーティストの色、またはその日のステージごとの流れにテーマというかコンセプトがあるんですが、今年のテーマはズバリ、日英交流150周年を記念して「UK祭」!

なので会場のいたるところに日本とUK旗が飾られおり、グリーンステージ出演アクトも日本とUKものでかためられていました。もちろん主演者発表前は期待も膨らみ、今年のヘッドライナー(その日のメインのことでフェスの顔的なアクトです)は、「まさか、サーPAUL MCCARTNEY来ちゃうの!?はたまたTHE WHOTHE KINKS!?」なんて噂もささやかれていましたが、蓋を開けてみたらUNDERWORLDPRIMAL SCREAMといつもの顔ぶれ(笑)しかもPRIMALに至っては、3日目ヘッドライナーだった忌野清志郎が病気でキャンセルしたため、2日連続で出演することに(笑)。もう少し今回だけのスペシャルなの観たかったなと…。

くるり後は恒例の夕立ちの中(今年は毎日決まって夕方によく降りました。ザンザン降り!)グリーンステージでTRAVIS、レッドマーキー(約5,000人収容の大型テントで唯一の屋内ステージ。雨降るとみんな雨宿りに集まるので大混!)に移動してSPOONTHE GOSSIP(ほんとデブってたぁ〜!)、THE VINES(本日のベストアクト!「GET FREE」の大合唱すごかった!)とひとしきり屋内ライブを堪能した後、ふたたびグリーンステージでKASABIANでまた合唱♪「これでヘッドライナーがOASISだったらイイ流れだなぁ〜」なんて思うんでしょうが、いやいやこの日のメインはまさかの復活MY BLOODY VALENTINEですから!残念!

ライブすごかったです(意外にも)。ひとしきり代表曲を演奏した後、後半のハイライトは約20分間ほどのノイズ!ノイズ!ノイズ!シューゲイザー!!(絶句)。

…を聴いてお腹いっぱいになったのでこの日は帰路に(徒歩40分+風呂まで20分、泣)。


2日目は一日券ソールドアウトということもあり、朝から激混!「今年はメンツ弱いからガラガラのはず」なんて事前の情報も悪い意味で裏切り、もう飯もトイレも移動も何もかも長蛇の列。マジで人に酔いそうになりました。

この日は早めに会場にIN。今まで行ったことのなかった会場奥地を探索し(ライブ目当てに行くとなかなか行けません。一日ぶらぶらしているだけでも楽しい♪)昼過ぎのグリーンステージ、HARD−FIからスタート。またまた得意の合唱をした後、ホワイトステージ(約10,000人収容できる2番目に大きい野外ステージ)に移動し、本日お目当てアクトの我らがTHE CRIBSを珍しくステージ前5列目あたりまで行きモッシュされながら観ました(もちろん本日ベストアクト&大合唱!)

ここでストップ。疲労が爆発(合唱により喉の方も)したのでTHE ZUTONSを観ている途中でダウン…。

夜のPRIMAL SCREAMまで時間が空いたのでゆっくりご飯をとることに。

フジロックのもうひとつの楽しみといえばご飯!何を観るかよりも何を食うかってことです。

毎年人気のメニューはご当地名物のもち豚料理(串、丼等)、暑い時も寒い時も万能のタイラーメン、フィールドオブヘブン(収容人数約5,000人ステージで、ネイティブアメリカンのティピテントが立ち並び、オーガニック食材を使用したこだわりのフードやコーヒーショップの出店があるエリア)のピザ、ところ天国(グリーンとホワイトの間にある川のほとりのご飯エリア)の天国バーガー、森のハイジカレー等です。

今回は「食事はすべて会場内のフェス飯で!」って決めていたので、日に5、6食は食べ、飲みまくりました(笑)。

中でも自分のお勧めはその名も「苗場食道」!メニューは豚汁、けんちん汁と心温まるものから、冷やっこ、漬物、冷やしきゅうり、トマトと「こんなのここで食うか!?」ってものまで(笑)。

だけど、30度超えてる大自然の中、味噌付けて食うきゅうりがほんとうまい!(毎日食ってましたよホント)。

んなもんで3日間通して僕の心のオアシスは苗場食道でした♪

そんな「かっぱの廉平」も体力を蓄えたところでグリーンステージ、PRIMAL SCREAMへGO!

観る前は「また〜?」なんて思っていたんですが、さすが長く前線で活動しているだけあって貫禄たっぷり最高のライブ!やっぱり自分に昔から染みついているんですよねPRIMALは。「SWASTIIKA EYES」スゲー↑↑この日は新曲中心のセットだったので、明日は昔の曲がっつり演ってくれるかな♪と期待&大満足で終了。

そしてこの日のヘッドライナーはUNDERWORLD。死ぬまでには一度は観たいと思っていたので、とっても期待していました!ライブはもう惜しげもなく代表曲連発で、みんな踊る踊る自分も踊る最高のライブ!そしてラストは「BORN SLIPPY」で感動のフィナーレ&幸せな気分…のはずが、曲間に突如ステージ頭上より巨大バルーンが大量に僕らに向けて投下!…みんな触りたくて踊っている人のことお構いなしに体当たりをはじめ、プチ将棋倒し続出。あまりにバルーンが大量のため、ステージが全く見えない…アンコールのこれまた感動の「JUNBO」も同じ状況で…気分最悪↓↓自分最後はもうバルーン飛んできても手をかざさないで、頭に「ボョ〜ン」と当たっても動じないで(周りからは笑い)黙々と踊っていました(怒)。

この後レッドマーキーではEROL ALKANRICHIE HAWTINとグレイトなアクト目白押しだったんですが疲労が蓄積してきたので帰路へ(ふたたび徒歩40分+風呂まで20分(泣)。


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