麗子「じゃあ、とりあえず学校の中を案内しますね?」

瑞穂「そうね、お願いしようかしら」

私は、校長室を出ると麗子ちゃんに連れられて学校の様々な施設を説明してもらった

キ〜ンコ〜ンカ〜ン・・・

麗子「もうお昼ですね。そうだわ、先輩。お昼一緒に食べません?」

瑞穂「それは良いけど・・・私、お弁当なんて無いわよ?」

麗子「大丈夫です。学食がありますから♪」

そう言われて私は麗子ちゃんと一緒にお昼を食べることになった

Wind Of Alchemist

〜錬金術師の風〜  華音ハンター学園

麗子「先輩、ここです」

お昼のチャイムが鳴ったばかりだというのに食堂には人がごった返していた
私たちは、それぞれ好きな物を頼み職員専用のテーブルに着いた
食べながら、周りを眺めていると四人ほどの集団の中に見たことのある人を二人見つけた

瑞穂「あら?あれは・・・祐くんと名雪ちゃん」

食事が終わってから私は、祐くん達に声をかけた

瑞穂「やっほ。」

名雪「あ、瑞穂さん。何でこんなところにいるんですか?・・・あれ?学園長先生・・・」

麗子「こんにちは、皆さん。瑞穂さんは私のハンター学生時代の先輩なんです」

うわぁ、麗子ちゃんったらもしかして二重人格?

祐一「
ますます、年齢不詳になるなぁ・・・師匠・・・

瑞穂「その言葉、褒め言葉と受け取っておくわ、祐くん♪」

私としては顔は笑顔を作っていたのだが、名雪ちゃん曰く目は全然笑ってなかったらしい
祐一「う・・・すいません・・・」

麗子「そうそう、瑞穂先輩は明日からこの学校の教師として来られますから」

祐一「な!?」

瑞穂「瑞穂先生って呼んでねぇ♪」

「ちょっと名雪、この人誰なの?」

名雪「ああ〜香里、この人はね、雪村瑞穂さんで祐一の錬金術の師匠さん」

瑞穂「はじめまして、雪村瑞穂です。ええっと・・・」

香里「私は、美坂香里です。」

潤「俺は北川潤です。」

香里「それにしても師匠と呼ばれる割には私たちと同じくらいに見えるけど・・・」

祐一「師匠は自称18歳だ。」

潤「えっ? マジ?」

瑞穂「マジマジ。」

キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン・・・

瑞穂「あら?」

香里「時間ね」

麗子「さぁさぁ、皆さん次の授業の準備をしてくださいね。」

名雪「は〜い。」






瑞穂「さてと、私はまだ何かあるのかしら?」

麗子「いえ、書類手続きなんかはこっちでやりますので・・・あと、担当教科はこっちで決めさせてもらって良いですか?」

瑞穂「ええ、かまわないわよ。それじゃ、私はこれで帰るわね・・・ああそうだ。」

麗子「何ですか?先輩。」

瑞穂「ちょっと教えてほしいことがあるのよ・・・」

































瑞穂「ええっと、この辺なんだけどねぇ・・・」

私は麗子ちゃんから聞いたある場所にむかっている。
でも・・・随分入り組んでいるわねぇ・・・
ハンター学校がある町には必ずといって良いほど
ハンターの仕事を管理するギルドがある。

瑞穂「う〜んと・・・あ、あった☆」

目的の場所は、普通の家屋だが入り口の扉に変わった模様がついていた。

瑞穂「こんにちわ〜」

私はその家に少し躊躇しながら入っていく。

「どちら様ですか?」

家の中にいた、若い男の人が私に寄ってくる。

瑞穂「ハンターです。情報をもらいに来ました。」

「ハンター証をお願いします。」

瑞穂「ハイ♪」

「・・・え、S級ハンターの方でしたか。これは失礼しました。私、このギルドの管理をしていますアルファード・フレックスと申します。」

瑞穂「アルファード・・・外国の方?」

アルフ「ええ、ハンター協会から派遣されてきました。」

瑞穂「大変ねぇ・・・こんなところって言っちゃ悪いけど・・・」

アルフ「そうでもありませんよ。

瑞穂「そうなの?。そうねぇあなたのお名前長いから、アルフって呼ばせてもらっていい?」

アルフ「ええ、かまいません」

瑞穂「じゃあ、アルフさん。現在、この地区の全ランク別の情報をお願いします。」

アルフ「分かりました。」

アルフは、ギルドの中にあるパソコンを操作して、情報を探してくれた。

アルフ「・・・・現在、Cランクの仕事の依頼が1件あります。」

瑞穂「Cランクが一件か・・・平和ねぇ・・・」

でも、初心者にはちょうどいい仕事ね。

アルフ「ええ。」

瑞穂「じゃあ、在籍登録をお願いします。名前は『相沢祐一』所属、華音ハンター学園。
   ランクD。指導者『雪村瑞穂』ランクS。それとその依頼、彼に回してください。」

アルフ「了解しました。詳しい情報はどうします?」

瑞穂「あ、もらいます。」

アルフ「分かりました。」

アルフは仕事の詳しい内容の資料をくれた。

瑞穂「ありがとう。じゃあ、また来るわね。」

アルフ「はい。お待ちしてます。」
























秋子「あら、瑞穂さん学校の先生になられるんですか?」

ギルドから帰ってきて、秋子さんの夕食の手伝いをしてるうちに
祐くん達が帰ってきたのでそのまま夕食になった。

瑞穂「はい。詳しい学科なんかは明日教えてくれるそうですけど・・・」

祐一「なんで、師匠が・・・」

瑞穂「あら、祐くん。なにか不満があるの?」

祐一「いや、別に・・・」

名雪「私は楽しそうでいいな。」

祐一「楽しそうって・・・」

瑞穂「そうそう、祐くん。夕食終わったらちょっとお話があるんだけどいい?」

私は真剣な顔で祐くんを見る。

祐一「あ、はい。大丈夫です。」

私の雰囲気が変わったので祐くんはちょっと動揺していた。















夕食が終わってから祐くんを私の部屋に呼んだ。

瑞穂「悪いわね。」

祐一「いえ、で、話って何ですか?」

瑞穂「これから、ハンティングに出るわよ。」

ハンティング・・・ハンターの仕事を総称して私たちはこう呼んでいる。

祐一「行ってらっしゃい・・・ってどうしてそんなことを俺に?」

瑞穂「ん?だって、今回は祐くんがやるんだもの」

祐一「あ、そうか・・・って俺!?」

瑞穂「そうよ。そろそろ、ハンターの仕事もやらないとね。」

祐一「・・・・わかりました。で、必要な物は?」

瑞穂「そうねぇ・・・動きやすい服装くらいで良いわ。細かい物は私で用意するわ。」

祐一「はい。」

瑞穂「じゃあ、10分後。玄関で。」


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