2005年4月8日(金)東書3年上6〜7P

 『かけ算のきまり』です。


「かけ算,5の段,ゴイチが5,ゴニ?」

 
フラッシュカードで5の段を言わせて行きます。

「次,いきなり8の段。はい」

 
ここはフラッシュカードなしで,子どもたちに言わせていきました。私はすばやく答えを横に書いていきました。

「かける数が一つ増えると(8から16へ矢印を書いて),答えはいくつ大きくなっていますか」

<8です>

「ここも?(16から24へ。以下順に)」
<8です>

「ここも?」
<8!>

「ここも」・・・・

「そう,8ずつ大きくなっていくんだな」


「ではかける数が1減ると,答えはいくつ小さくなりますか(逆から矢印を書いて)」

<8小さくなります>

「ここも?」
<8!>

「ここも?」
<8!>

・・・・・・・


「そう,8小さくなっているんですね」

「もし7の段ならいくつ大きくなったり小さくなったりするんですか」

<7です>

「そう,9の段なら」<9!>

「九九にはないけど12の段なら?」<12!>

「そうなってるんだな」


「では6ページを開きなさい。『かけ算のきまり』,ノートに書きなさい」

「□1。読みなさい」

<8×6の答えの見つけ方を考えましょう>

「なおこさんの考えを読みなさい」

<8×6の答えは,8×5の答えより□大きい>

「はい,□に答えを書きなさい」(私は板書の40と48をさす)

 
指名。8を確認。

「できた人?よし○!」

「その下の式,ノートに写しなさい」

 8×6=8×5+□

「□に数字を入れなさい」

 8を確認。良くできています。

「本当にそうなるか,確かめます」そして板書。

 
8×6=8×5+8
  ↓   ↓
  48  40+8
        ↓
        48


「矢印を書いてそれぞれの答えを書きなさい」

 同じになっていることを確認しました。

 この書き方を基本型にして,ゆうたくんの考え,まみさんの考えを書かせました。

 7ページの説明,まとめを読ませました。

 しかし読んだだけでは良くわかりません。

「もしかけられる数が8,つまり8の段ならどうなりますか」

<かける数が1ふえると,答えは8だけ大きくなります・・・8だけ小さくなります>

「9の段なら?」

<・・・・・答えは9だけ大きく・・9だけ小さく・・>

 このように具体的数値を入れて読ませました。

 練習@は思いついた子に言わせていきます。

 ユニークな意見が出ます。

 教師の証明方法は「まとめ」の@を使います。

 子どもから<へー>と出ました。


 
練習Aはノートに6ページでやった基本型で答えさせます。

 練習Bは表をノートに写させ,おはじきで隠された部分を□として,答えを書かせました。

 最初の問題を持ってこさせノートチェック。

 できた子は(2),(3)へ。

 更にできた子は板書。答えあわせ。スキルで終了。


 
馬場慶典
baba7544@aurens.or.jp

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