2004年10月12日(火)東書5年下P6
「こんにちは」
「平行四辺形の面積を求める公式を言いなさい」
いきなり列で言わせていきました。
「教科書のどこに書いてありますか。そこを開きなさい」
<5ページです>
「公式をみんなで言いなさい」
<平行四辺形の面積=底辺×高さ>
「よし,では6ページに進みます」
「□3,『右の平行四辺形で,辺BCを底辺としたときの,面積の求め方
を考えていきましょう』」
子ども達も読みます。
「図でもいい,言葉でも式でもいい,先生になるほど良くわかるという書
きかたで面積を求めていらっしゃい」
一回やっていますので子ども達もさっとノートに向かいました。
まず,平行四辺形をノートに写しています。上手になりました。
「答えも合っていて,やり方や考え方もなるほどわかるというのは100点,
答えは合っているこれど考え方が良くわからないというのは減点になります。
答えは違っていても何かしら考えが書いてあればそれだけでも点数が付きます」
鉛筆の音だけが聞こえます。
高さを平行四辺形の外側に描いて持ってくる子,切って既習の平行四辺
形の形にして高さを書いてくる子がほとんどでした。中にはうまく切って
長方形にする子もいました。
なるほど100点,の子には板書させました。
一通り考えを板書させたところで説明させました。
考えがうまく書けなかった子には「一番わかりやすいのを写しなさい」
と指示しました。
「☆1。『二人の考え方を説明しましょう』とあります」
「二人の図をじっと見なさい。じっとです」
「どちらの考えにもある『高さ』はどれですか」
<DEだ,DE>
とすぐに気づきました。
「赤鉛筆でなぞりなさい」
「このように高さが図の外に出ることもあります」
「☆2,『平行四辺形ABCDの面積を求めなさい』公式を書き,求めなさい」
このとき底辺を引き伸ばした点線も含めてしまう子がいました。
「CEは辺ですか」
これでわかりました。
答え合わせ,マル付け。
練習@
「(1)ができたら持っていらっしゃい」
「必ず底辺と高さが直角になる向きに教科書を動かすんですよ」
全員できました。
計算スキルをすでにやっています。そこでノートをとなりで交換。
「お隣のノートに平行四辺形を一つ書きなさい。底辺はマス目に合うようにします」
書けたらノートをもどします。
「その平行四辺形の面積を求めなさい。できたらお隣の人にマルをつけてもらいます」
「マル付けで納得いかないときは先生のところにいらっしゃい」
楽しそうにやっていました。なかなか工夫した問題がでました。
チャイムが鳴ってもやっているぐらいでした。
馬場慶典
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