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 複式授業のこと

>【青坂】馬場君、元気になった。コメント頼むね。
>
>>草刈です。
>>算数の報告をします。
>>5年生は、「復習・2」の文章題からスタート。
>>6年生は、「立体の体積と表面積」第1時。
>>
>>5年生にAをするよう指示する。途端、「やりました。」の声。
>>黒板に出て書いてもらう。他の子は必死で解き出す。
>>6年へ移る。挿絵を読んでいく。ちょっとのんびりした始まりだった。
>>□1☆1の問題を読ませ、解くよう指示する。
>>6年静かにとりかかる。
>>黒板に線を2本ひく。3名に書いてもらうため。
>>黒板の子が席に戻る。答え一つ一つに丸をつける。
>>「この様に書けた人は赤で○。」
>>「間違った人は、正しい答えをノートに写しなさい。」
>>できた6年が黒板に出る。2名。
>>Bを教師が読む。漢字がたくさんあるから。
>>その後5年生に読ませる。
>>集中していない1名を指名して、読ませる。
>>突然のことにびっくりしながらも、その子が読む。
>>解くよう指示を出す。
>>6年に移る。2名しか出なかった。出てこなかった子の式を聞いていく。
>>1名がミス。正解の式に丸をつけ次に進む。
>>5年生が1名黒板の前にくる。
>>「また問題」も書くよういう。
>>☆2を読ませ、解くよう指示する。

>> ********************
>> こんな感じで1時間流れました。学期末でもあり、ちょっとハイペースでした。
>>1時間が終わった後、6年生が、
>>「ノートぴったり見開き2ページだった。」
>>「ふーつかれた。」と話してくれました。
>>かなり集中して学習してくれました。
>>****************************

 【馬場】 必死で解き出す5年生。静かに取りかかる6年生。
     「解くように指示」をしただけで取りかかる子どもたち。
     いい雰囲気で授業していますね。
     授業後に「ちょうど見開き2ページだった」とか,
    「ふー疲れた」などと言葉が出るのは,子どもたちも
    力を出してがんばったのだと思います。
     しかし,この後の部分が知りたいです。
     6年生のミスのあった子はこの後分かっていったのか。
     黒板に出られなかった子は出来るようになったのか。
     「こんな感じで流れた」だけなら心配です。☆問題をしていく
    ことによって最後は自力で出来るのが大事なのです。
     前にも書きましたが,極小人数ということに引っかかるのです。
     黒板に書かせるのは集団を統率するための一つの技術です。
     ほんとに少ない人数なら黒板すら要らないと思っています。
     家庭教師のような授業。(もちろん向山式)
     そんなことを考えています。
      子どもたちの成績も良く,算数が好きならそれはそれでこの
     授業に価値はあります。
      後,できるだけ「発問・指示」の言葉で書いてくれるとありがたいです。

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