すぐれた教育技術・方法を集めて、多くの教師の共有財産にしていこうという教師の研究団体です。
参加メンバーは全国6000名余り。
機関誌『教室ツーウエイ』(明治図書)の愛読者は3万人を数えます。
現在、日本で一番大きい教師の研究団体。
それがTOSS(教育技術の法則化運動)です。 次へ
学級崩壊の原因の8割は教師の授業に責任がある。
これがTOSSの主張です。
日本の教師のほとんどは我流でひどい授業をしています。
このままでは日本が駄目になります。
目の前の子どもの事実に対し、責任を人に転嫁せず、謙虚に学べる教師のみが自分を変革できます。
私たちは思想・信条にとらわれません。
私たちが信じるものは次の2つのみ。
1 目の前の「子どもの事実」
2 教師が「腹の底から実感した手応え」
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時間を守る。チャイムが鳴ったのに授業を続けるようなことはしない。 |
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差別やいじめを憎む。また、それを破壊する方法を知っている。 |
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子どもが「算数好き!」「わかるようになった!」と言う算数の教え方を知っている。 |
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自分の人生において夢を描くことの大切さを語る。 |
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「チャレラン」「五色百人一首」などの遊び文化を教室に持ち込む。 |
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これまでに10点、20点をとっていた子がめざましく進歩する。 |
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教育において技術が占める割合は、ほんの7〜8%に過ぎないことを知っている。 |
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子どもの可能性を引き出すことにおいては頑固である。 |
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エイズについてきちんと教えておくべきだと考えている。 |
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「スーパーとびなわ」や「クルリンベルト」を使って体育が苦手な子を救う。 |
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授業中、子どもをあだ名で呼んだり呼び捨てにしたりしない。 |
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時代と世界を見据えた教育(英会話、ボランティア、エネルギーなど)の大切さを知っている。 |
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8歳までの基礎的な教育(しつけ・学力)の大切さを知っている。 |
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教室の全員に、跳び箱を跳ばせることができる。 |
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学校でコンピュータを教えないことは犯罪に等しいということを知っている。 |
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会議の提案は、口頭で長々と話すのではなく、文書で出す。 |
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学級委員・リーダーなどを決めるときは、子ども同士で投票させない。 |
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「漢字スキル」や「計算スキル」を使って、どの子にも100点を取る喜びを与える。 |
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子どもの悪口、親の悪口は言わない。 |
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一 |
教室にあらわれた子どもの欠点は、何よりも教師としての自分自身の力量の不足によると考えていた。 教育とは、教育という営みによって、子どもの成長を永遠に求め続ける仕事である。 子どもはしぜんに変わるのではなく、教育という営みの中で成長するのである。 『教師修業十年』(向山洋一)
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二 |
自由に、好き勝手に子ども達に何かをさせて、その中からこそ創造性が生まれ、自由な心が育つと考えるのは、全くの幻想であると思います。 子どもはもともと不自由な鎖を、さまざまなな形で身につけ、学校にまいります。 「自分で好きな席にすわりなさい」という指示にもとまどうほどにです。 勉強にいたってはなおさらです。 そうした子どもに1つ一つの力をつけ、生きる力をたくわえ、伸ばしていった時にこそ、子どもの心は解放されはじめ、自由な心を獲得しはじめると考えております。 『教師修業十年』(向山洋一)
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三 |
ぼくは「仲良くしなさい」とか、「いじめちゃだめだ」とかいう話をしたことがない。 そんなことを百回言うより、いじめられている子の力を伸ばし、いじめている子の考え方をきたえていった方がいいからだ。 みんなの力が伸びている事実が、子どもを変えていくのだ。 『教師修業十年』(向山洋一)
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四 |
誰がよくて誰が悪いのかを、はっきりさせてやることが教育で大切なのである。 しかも、どこが悪くて、どのようにすればいいのかをはっきりさせてやることが大切なのである。 『授業の腕をあげる法則』(向山洋一)
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五 |
私は子ども一人ひとりを生かせない教師であった。 そして、今なお、そうにちがいない。 子ども一人ひとりを生かすとは、何と重たい言葉なのだろう。 だから私は、一人ひとりを生かそうと努力したことのない教師を尊敬することができないし、一方、一人ひとりを生かしていると考えている教師を信用することができない。 『授業の腕をみがく』(向山洋一)
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六 |
「すなおである」というのは、他人がいろいろ言ってくれるということである。 他人の尊い経験が流れ込んでくるということである。 『授業の腕をあげる法則』(向山洋一)
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七 |
伸びる教師は、教師の仕事の恐ろしさを自覚している。 自分が二年間も三年間も教えてしまっていいのだろうか、と絶えず反省している。 「子どもができない」ことを、自分自身の責任として考えていく潔さ、責任感、謙虚さを持っている。 『授業の腕をあげる法則』(向山洋一)
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八 |
どんな子にも可能性があることを信じ、たゆみなく続く努力を重ねるのが、教師の仕事なのだと思う。 時には、それを信じるのが教師一人であるようなことであっても、それを貫くのが教師の仕事なのだと思う。 『教師修業十年』(向山洋一)
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九 |
ぼく達は「しんどい」ことを「しんどい」と言う必要はないと思うのです。 それがぼく達の仕事だからです。 教育課程は学校で編成されるということを、真に実体化したとき、学校はもっとすぐれた教育作用を持つようになると思うのです。 『教師修業十年』(向山洋一)
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十 |
技術はあらゆる環境から独立した厳とした存在であるが、教師はそれを具体的な環境の中で使いこなす。 そして、体がふるえるほどの事実を生じさせる。 教育技術を大きく使うか小さく使うかは教師次第である。 『授業の腕をあげる法則』(向山洋一)
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書名 | 出版社 | 著者名 | 本体価格 | 保護者・一般向け オススメ度 |
教師向け オススメ度 |
『学級崩壊からの生還』 ![]() |
扶桑社 | 向山洋一 | 1429円 | ★★★★★ | ★★★★★ |
『学校の失敗』 | 扶桑社 | 向山洋一 | 1429円 | ★★★★★ | ★★★★★ |
『心を育てる家庭学習法』 | 主婦の友社 | 向山洋一 | 1300円 | ★★★★★ | ★★★★ |
『向山式勉強のコツ』 | PHP | 向山洋一 | 1200円 | ★★★★★ | ★★★★ |
『授業の腕をあげる法則』 | 明治図書 | 向山洋一 | 854円 | ★★★★ | ★★★★★ |
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