農協
(1) 農協
戦前から昭和23年まで、西竹の農家は、中標津農業会:計根別支所の区域
として組織されていた。協同組合法の施行と共に昭和24年計根別農業協同組
合が設立され、西竹全域が計根別農業協同組合に加入した。
昭和26年、北光部落9戸・本俣2戸は、入植以来の俣落との連繋上、中標
津農業協同組合に加入し、計根別農協を脱退した。以来、西竹地区は、計根別・
中標津農協の分割地として現在に至る。
現在、計根別農協には、東西竹・上西竹・第二上西竹・鱒川区域の全員が加
入し、一方、北光・本俣・北進・群馬・高嶺部落の全員は中標津農協に加入し、
組合員の密接な結びつきのうえに立って理想郷実現に邁進している。
計根別農協は、西竹開拓の組合員の便宜を図るために昭和26年8月40線
14号に支所を開設し、勢登栄氏を支所長として業務を担当させた。2代目支
所長には竹口嘉雄氏が就任した。31年、道路交通の完備と共に農協運営の合
理化を図り、西竹支所を閉鎖した。
中標津農協は、昭和23年12月に俣落支所を開設し、26年ポン俣・北光
地区が中標津農協加入と同時に、俣落支所区域となる。
*計根別農協役員(部落選出者)
・昭和24年 理事 加藤祐和
・昭和26・28・30年 理事 内野栄寿
・昭和28・30〜32・36〜38年 理事 一木春夫
*中標津農協役員(部落選出者)
・昭和35・38年 理事 滝ケ平誠
・昭和38年 監事 藤井弘美
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