◆神 社

●東西竹神社
 大自然の中に生きる人間は、自然の猛威の中で時に力の弱さを強く感ずる。この時、大き なものにすがりついて安心したい。そんな気持ちが神につながる。それが社会性を持つとき、 神社として発現され、共通の広場となる。東西竹の神社の起こりもそんなところにある。
 昭和22年、五十川農事会長が40線14号に小さな拝殿を建て、部落で浄財を集め、の ぼりをたてた。中條忠二氏は、この地帯は家畜を飼う農業であるから家畜の神様を祭るべし と発案し、「保食神社」とかいた柱をたてた。8月1日を祭りの日と定め、毎年一回夜宮に 御神燈をあげ翌日神主(波多野氏)を呼んで、生活の安泰を神に感謝しあっている。(計根 別農協区域全員が氏子)

●北進神社
 昭和34年俣落から神社を奉遷し、37線23号の北進部落会館前に神社をたてた。毎年 春蒔きつけ前に部落あげて集まり、その年の豊かな稔りを神に祈り、年中の楽しい一日にし ている。

●北光神社(36年始 滝ヶ平氏所有畑 39線)
 北光ポンマタ部落の神社。柱だけのいかにも開拓地らしい神社。6月5日に恒例の祭を行 っている。
    

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