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漢字はカタカナのおかあさん

 

宍戸威之(北海道・TOSSオホーツク)

 1年MLに流れた岡恵子先生の授業を追試しました。「女」からできたカタカナを探すところで大変盛り上がりました。

 

「カタカナは漢字から生まれました。漢字はカタカナのおかあさんなのです。」

と話してから、黒板に「伊」と書きました。

「この漢字から、あるカタカナが生まれました。何と言うカタカナでしょう。ノート に書きなさい。」

と指示しました。

「あ、わかった、わかった」といって子どもたちは書きます。

できた子に指名して丸をつけさせます。

国語があまり得意でない子も、のってきたので「これはいい」と思って次の問題を出 しました。

「多」

これもすぐにできました。

このまま一つずつやっていくのもいいのですが、それだとだれてしまいそうなので一 気にいくことにしました。

「利」「牟(ぼう)」「千」「毛」「女」「加」「己」「世」 

それぞれ番号を振ってすべてノートにやらせました。

全部できた子を前に出させて、書かせました。

「世」と「女」が間違っていました。

「世」の方を先に子どもたちに聞きました。

すぐに「セ」が出てきました。

「では、『女』これはどうだろう。書けたらもっていらっしゃい。」

と言って持ってこさせることにしました。

これが盛り上がる盛り上がる。

全然正解者が出ません。

みんな「ナ」とか「ク」とか書いてきます。

黙って×をつけると、「ええー」といって戻っていきます。

「答え教えようか?」

というと「ダメー」と猛反発。

20人目でやっと「メ」と書いてきた子が出ました。

だまってノートに○をつけて「正解!!」というと、飛び上がって喜んでいました。

その後は波及効果でどんどん正解者が出ました。

正解した人は「女」のどの部分が「メ」なのか漢字をノートに書かせて考えさせまし た。

最後は「おうちの人にも出してあげなさい。間違ったらバツをつけてあげなさい。」

と話しました。子どもたちはニコニコしていました。

 

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