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形の似ている漢字を探そう

 

宍戸威之(北海道・TOSSオホーツク)

 教科書の中から似ている漢字を探させます。単純ですが意外と子どもは熱中します。
 関連サイト→渡辺祐子氏「似ている漢字 木・本・末・未」1114180
 

 

■黒板に次のように書く

かたちのにているかんじ   
れい   @日と目  

かたちのにている漢字   れい    @日と目

ノートに写させて次のように指示する。

教科書の94ページをひらきなさい。漢字がたくさん出ています。その漢字をみながら、形の似ている漢字を探します。 例えば、日と目、これはしかくっぽくて形が似ていますね。こういうのをできるだけたくさんノートに書きなさい。書きかたは○と○というように書くんですよ。

こどもたちは「あった、あった。」とノートに夢中になって書き始める。

「先生、○と○と○というふうに、3つ続けてもいいですか?」 

と聞いてくる子がいる。

「3つもできるの?やってごらん。」

そういうと「やったー」といって、またノートに書き出す。

子どもたちは「木と本」「一と二」「貝と目」などとノートに書いていた。

20、30と見つける子がいた。

最高で40個も見つけた子がいた。

子どもたちが書いている間、黒板を上下に分けるように線を引いておく。 さらに、点点を打っておく。 

それだけで、子どもはどこに書けば良いのかわかり、書いてある字も読みやすくなる。

「30個かけた人?すごいなー。黒板に一つ書きなさい。」

そういうと「やったー」と喜ぶ。

大体書けたところで

「20個かけた人も書いていいですよ。」

そうやって、だんだん数を減らしていき、最後には全員黒板に書かせる。

書かせた後に発表させる。

どれも「なるほど」といって認める。

こで終わってもいいのだが、さらに何題をだす。

「○と○と○と○いうように、4つ以上似ている漢字を見つけた人は黒板に書きなさい。」

こうすることで、さらに頑張ってみつけようとした子をほめることができる。

例えば、子どもが見つけたものにはこういうものがあった。

「木と森と本と林」

最後は、教科書にある「かんじのがくしゅう」の問題を解いて終了となる。

 

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