TOSS-LAND / その他 /4年
水野正司氏作成の「都道府県名暗記カード」です。どの子も楽しく、都道府県名を暗記することができます。
北海道・東北地方
関東地方
中部地方
近畿地方
中国地方
四国地方
九州地方
■使い方
準備
まず、B4の上質紙に暗記カードを拡大して印刷し、子供たちに配布します。
はじめは「北海道・東北地方」からはじめましょう。県の数が少なくどの子も覚えます。
配り終えたら次のように指示します。
ステップ1
暗記カードに手順がかかれています、教師はそれを読むだけでいいのです。
初めて地図帖を使う場合には、県とは何か、県庁所在地とは何かを説明しておくとよいでしょう。
子供たちは地図帖を片手に調べ始めます。
その間に、教師は、黒板に県の数だけ番号を横に書いておきます。
早くできた子には、黒板の番号の下に、県名と県庁所在地を書かせます。
時間調整にもなるし、後でそれを見ながら声をそろえて読むことができるので、一石二鳥です。
ステップ2
県名と県庁所在地が黒板にすべて書かれたら、みんなで声をそろえて読みます。全員が書き終えていなくて もははじめます。かけていない子も読んでいる間に大体書き終わります。
男の子だけ、女の子だけ、列指名など変化をつけて読ませます。最後は、向山氏の詩の暗唱指導法を使って 、少しずつ消していき、暗記させます。
ステップ3
今度は、一人で何度も練習させます。
一回読んだら赤鉛筆で○をひとつぬらせます。
ステップ4
今度は先ほど書いた部分を見ないようにして、それぞれ読ませます。このとき、番号に指を置きながら、読ませるようにします。
ステップ5
この辺で「もう覚えちゃったよ。」という子が出てきます。
「もうおぼえちゃったの?すごいなあ。」などといいながら次の指示を出します。
全員起立。お隣とテストして、合格したら座りなさい。
テストしている間に、黒板を上下に分けるように横線をザーっと引いておきます。これは後で使います。
この時点で大体の子が覚えます。
最後のツメに入ります。
ステップ6
「覚えたという人は立ちなさい。」
一人一人起立して、何も見ずに読ませます。
ちょっとでもひっかかったり、間があいてしまったら「残念」といって座らせます。すらすらといえたら「合格。すごい。」といって前に出させます。自分の名前を黒板の線の下の方に書かせ、前に立たせます。
同じようにして合格者を5人ほど出します。
次のように指示します。
前に出ている合格者は、ミニ先生です。先生の代わりをします。ミニ先生に聞いてもらって合格した人は黒板に名前を書いて、その人もミニ先生になることができます。どのミニ先生のところに行ってもかまいません。はじめ。
合格者がどんどん増えていいきます。時間は2分ほどでいいでしょう。合格できなかった子は後で個別に聞きましょう。教師は黒板にかかれた合格者の名前を記録しておきましょう。後で評価に使えます。
黒板が子供たちの名前でいっぱいになったら、終了です。