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試合で動きが悪かった子への対応

 

宍戸威之(北海道・TOSSオホーツク)

バレーボールの試合中、動きが悪かった子がいました。試合後その子を呼んで話しをしました。
 話しをした後はすっきりしたように動きがよくなってきました。

 

先日の試合で、Aさんの動きがちょっと悪かったです。

練習の時からあまり集中力がありませんでした。

実力的にはレギュラーメンバーに入ってもおかしくない力を持っています。

実はその子は、百人一首もやっているので、練習も途中で抜けてたりしていたのです。

試合のときも「百人一首やってたから動けなかった」と言っていました。

今日、彼女を呼んで話をしました。

「Aさん、バレーの練習の時、百人一首のこと考えたことあるでしょう。」

そう聞くと「うん」とうなずきました。

「百人一首の時も、バレーのこと考えたことあるでしょう。」 

そう聞くとまた「うん」とうなずきました。

「それじゃあダメだ。どちらも集中力を必要とする競技だ。やっていることに集中し なさい。ちょっとくらい練習に出れなくたって、その分出ているときに集中すれば他 の人に後れることはない。両方とも頑張りなさい。」

と話しました。

その後の練習では、Aさんはふっきれたようにいい動きをしていました。

動きが悪かったことを指摘したり、責めても子どもは伸びないと思います。

それよりも、なぜ動きが悪かったのか、原因を考えてあげて、どうすれば良いのかも教えてあげたほうが

子どもはもっと一生懸命頑張ろうとします。

 

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