ふう…。ようやくSAFEWAY編までたどり着きましたね。朝の10時から書き出して、中抜けはあったものの、もう日付が変わろうとしています…。もう少しだ!頑張れオレ!
前座の小笠原さん、戸野君でフロアは徐々に温まっていき、いよいよ11時、新井さんのアコースティック・ライブ、スタート!
ステージ前には美幌在住のキャンドル・アーティスト、福井あゆみさんの素敵なキャンドルが灯され、雰囲気抜群。お昼のライブ同様、この夜の部も新井さんとお客さんの距離が近くて「暖か〜い」感じ。

福井さんのキャンドル工房「キャンドルフクイ」のHPはこちら
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1曲目は「I Saw The Light」。お昼は日本語詩の曲オンリーでしたが、この夜の部は英詩も披露。さっきの夕食時に、恐れ多くも新井さんご本人にこの思いを伝えてしまったのですが…僕、新井さんの英詩の歌い方が本っっ当に好きで。ご本人も英詩の歌い方には相当気を使っているとおっしゃっていましたが、変にネイティブぶってないというか。それは発音が上手くないとかいう事じゃ全くなくて、日本人にしかできない英詩の歌い方で、それがすっごく魅力的なんですよ。他に例を挙げれば元プリ・スクールのVo.のバクちゃんなんかもそんな感じで。声質ももちろん関係しているけど、こういう英詩の歌い方ができる日本人アーティストって本当に希有な存在なんですよね。
この一年間、新井さんのアコースティックCDR、『acoustic J45 with me』2作を、家でも車でも、はたまた津波警報が出た時の避難場所でも(笑)、everytime、everywhere、「親の仇か!」ってくらい聴きまくった自分。やっぱりその分、曲に対する思い入れも相当強くなっていて、「Don't be afraid to fly」とか「High & Dry」とか聴きながら色んな事思い出して…。新井さんのライブを観てると、過去のこと、未来のこと…いろんな事考えるんですよね。そしてすごくポジティブで前向きな気持ちになれる。みんな恥ずかしいからそういう事言わないと思うけど、みんなの新井さんを見る目を見たら分かっちゃいます(笑)。例の「Whatever」から「There She Goes」の流れなんて、僕、うずくまっちゃいましたもん(照、周りには笑われました)。
途中、ノーザンの新曲の「Skyline」なんていう超超超超〜名曲を披露してくれたり、近々再発版がリリースされるNG3の「Everybody is unable to return his youth again」なんかも披露してくれるサービス精神も相変わらずで。
さらには…ここはちょっと個人的な話で申し訳ないのですが、この日来てくれていた僕の友人のTという男が、高校時代に「My Rising Sun」をひたすらスコア・ブックを見ながら弾きまくっていたらしくて。その話を昼の間に僕が新井さんに話したら、去年の「Wildflower」よろしく、何とアンコールで「次は朝日の歌です。この曲が好きっていう人の話をさっき聞きましたよ〜」とMCして、本当に「My Rising Sun」やってくれたんですよ!!しかもコードを思い出すために、ハコ入りする前にずっとホテルで練習してくれていたという!!これにはTも本っ当に感動してました。そんなの一生の思い出じゃないですか!!Tはそのスコア・ブックにサインも頂いたくらいにして(ちゃっかり持ってきてるところがニクイ…笑)。
スタッフ清野もよく言いますが、自分の音楽を、実際にファンの住む場所まで会いに行って、ファンの目の前で確実に届ける―という新井さんの「face to face」なやり方は、ネットなんかの情報伝達手段が発達した今、一見、前時代的のように思うかもしれないけど、実は一番新しくて、my spaceに楽曲をアップするより、よっぽど可能性があるんじゃないか?音楽って本来そういうものじゃなかったか?と僕は思うんですよね。
フレンドリーながらも崇高さまで感じたライブ終了後は、スタッフ半田さんの愛情マックスなプレイを挟み、今度はDJとして新井仁再登場!!ライブ終了後に、我慢していた(笑)アルコールを一気に注入した新井さん、テンションがハンパなく高い!!さっきとはまるで別人!!(笑)。1曲目からハイ・スタンダードの「My First Kiss」だよ!!サビで両手投げキッスを振りまく新井さんと、店が壊れるくらいに大盛り上がりなお客さん。カッコイイ…これがプロのロックDJか…。

「初めてのチュウ〜」の図
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もう、この新井さんのパフォーマンスがカッコよすぎで…キメポーズがいちいち最高!!ブースの上によじ登ってお客さん煽るわ(笑)、oasisの「Live Forever」をかけたらリアム・ギャラガーよろしく、マイクを見上げて一緒に歌うわ(!)、weezerの「Good Life」かけたらリヴァース・クオモよろしく、お客さんからメガネ借りて“ヒトシ・クオモ”になるわ(笑)、他にもありすぎて書ききれないんですけど、ホント、お客さんをアゲるのがうまいんですわ、新井さん。モノマネもうまいし!(笑)。やっぱロックDJはこうでなくっちゃって思いましたね〜。今回のPARTY SHOTでお客さんのスナップがいつもより少ないのは、僕が新井さんばっか撮ってたからです(笑、写ってなかった人ゴメンナサイ…)。