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  第1回

 【馬場】いきなり□に書き込ませよう。

>> 2時間目・・・算数
>> 4の段の1時間目です。
>> ジェットコースターに何人ずつ乗っているか確認させ、
>>その人数を教科書に書き込ませた。
>>4人の1台分で 何人ですか?(4人です。)
>> いいですね。
>> 式で言うとどうなりますか?( 4×1=4です。)
>> そうです。教科書の四角に4と書きなさい。

 【馬場】「教科書の□に4と書きなさい」これ、答えを教えちゃってる。
     「教えない」のです。
     「教科書の□を指差しなさい。そこに書き入れてごらんなさい」
     「何と書きましたか?○○さん」
     「そのとおり、4と書いた人?ようしマルを付けなさい。
      間違えた人は直しなさい」
     これを繰り返します。「変化のある繰り返し」です。
     そしてこうすることによって分かっていくのです。
     みんなで答えて,それを書いていくと一見みんなできるように感じます。
     しかし、分からない子は最後まで分からないでただ書いていくだけになる
     可能性があります。
     4×5の段階では「全員起立。書きこんだら座りなさい」と追い込みつつ確認
     します。多分全員できるでしょう。そして4の段の仕組みを理解していきます。


>> 4人の2台分で 何人ですか? (8人です。)
>> そのとおり。式で言うとどうなりますか?( 4×2です。)
>> 正解です。教科書の四角に8と書きなさい。
>>
>> というふうに、4×5まで書かせました。
>>ここで、黒板に4×1=4 4をたす
>>                       4×2=8
>>とかいて、質問しました。
>> 4×2の答えは4×1にいくつたせばよいでしょうか?美由紀 さん。
>> (4です。)の回答が帰ってきました。
>>続いて         4×1=4
>>                          4をたす
>>                      4×2=8
>>                                     をたす
>>                      4×3=12
>>                 をたす 
>>         4×4=16
>>
>> 4×3の答えは4×2にいくつ足せばよいでしょうか?隆君。
>> (4です。)の回答が帰ってきました。
>> その後に続きをやって星1番の問題をやることにしました。
>>星1 4×4の答えにいくつたせば、4×5の答えになります か。
>>ノートに書いて持ってこさせたら全員正解でした。
>>続いて星2番の問題を式を書かせて、答えを書いて持って
>> こさせました。
>  4×6 4×7  4×8 4×9

 【馬場】ここは今までやったように書かせましたか。
     「4をたす」と書かせてきたのですからその通りにやらせます。
     ただ4×6=24と書かせるだけではだめです。
     4の段の仕組みの駄目押しです。


>>その後、かけられる数、かける数の説明があったので、
>>そ れをノートに書くように指示した。
>> 早くできたこのために、九九のテープをかけて歌うように指示した。
>> 横向いたり、後ろを向いたりとさまざまな格好で歌わせた。
>> 全員そろったところで、みんなでもう一度歌った。
>>
>> 4のだんのフラッシュカードをやってみた。
>> 4の段は苦手なようなので、めくるのに少し時間がか かった。
>> 列で対抗して、どのくらい時間がかかるかをやってみた。
>> 1回ずつチャレンジして、チャイムがなった。

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