麺三部作の最終章は「鶏そば」！麺は中華麺なんで、日本そばにあらず！かといってラーメンにもあらず！といった何ともクロスオーヴァー（言い換えれば中途半端）な一品でございやす。

「鶏そば」は材料もシンプル、レシピも超簡単♪…ですがちょいと面倒なのが出汁を取るのにスープを１時間煮込まなきゃいけないこと。それに鶏肉から出てくるアクを丁寧にすくってあげなきゃいけないので（けっこう出続ける）、鍋の前からなかなか離れられません。おかげで事前に家で３０分かけて選んできたレコードも今回は出番なし〜（苦笑）。新人DJ伊藤が２時間半くらいDJしていました（笑）。

スープをようやく１時間煮込んだところで味見。ちょっと味が薄いかな？ってことで塩をけっこう加えました。ラーメンのスープみたいな濃さになったところで麺を茹で、急いで盛り付け。

スープは１時間煮込みます。	アクを丁寧に取り除きます。
うまそうな白湯スープができあがりました。	盛り付けはスピーディーに！

見た目はなかなかイケてると思ったのですが、味の方もお客さんからは好評！！きのこクリームパスタと冷やし担々麺の時にはなかった「おいしい！」の一声が最終章にてようやく聞こえました！！麺もちょうどいい茹で具合、スープもあっさりめだけど薄くない、そして１時間煮込んだ鶏肉が超やらか〜い！！お客さんからは「サムゲタンみたいでおいしい！」とか「このスープなら鍋とか色んな料理に応用できそう！」という声も〜。嬉しいっすね〜（泣）。

連載４回目にしてようやくまっとうな料理を作る事ができたので、とりあえずこのコーナーも存続の危機を回避できました（笑）。それでは↓のマスターの評価をご覧下さい！！

「クロマニヨンです」。ヒロトの「クロマニヨンズ」とは違います。先日スタッフ奥山のCDショップ「ぴっくあっぷ」にぶらりとお邪魔した際に見つけた１枚。こんなの出てたの全然知りませんでした。トラックリストを見たらムーディーマンと、ジャクソン５と、ブラックバーズと、ロイ・エアーズのカヴァーが入っていたので即買い。「メロウでアコースティック」というと弾き語りでもしてんのか！？と思いますが、この場合はあくまで気分的なもので、いつもの激シブ・インスト・トリオに、マイルドさを小さじ２杯分加えたって感じ。カヴァー曲も原曲に忠実なものが多くて、『Mysterious Vibes』のカヴァーから原曲につなぐと、なかなかセクシーに決まります。実は似て非なるものなんですが、INO HIDEFUMIファンにもオススメ。