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 介入編2

 【馬場】多少の補足です。

>件名 : 今日の報告(ずいき)
>
>>こんばんは。
>>今日は、3時間目の算数を、馬場先生が見に来てくださいました。
>>3時間目、算数は「れんしゅう・2」の@の4段目の答え合わせから始めました。
>>20分休みの後で、3分の1くらいの子がまだ戻ってきていません。
>>戻ってきた子3人を指名して、黒板に答えを書かせました。
>>その間に、全員戻ってきました。
>>3人の子が書き終わってから、答え合わせ。
>>そして次の文章問題に進みました。
>>「書けた人、問題を読んでください」
>>「書き終わった人、読んでください」
>>「そろえてもう一度」
>>と3回くらい読ませたと思います。
>>「式を書いてください。式だけです」

 【馬場】本当はここで介入したかったのです。いきなり,
    「やってご覧なさい。出来たら黒板に書きます」と。

>>1人を指名、書けたのを確認した後、
>>「計算して、答えを出してください」
>>子どもたちがやり始めたころ、何人かのノートを見て回っていた
>>馬場先生、介入。
>>黒板に5本線を入れ、仕切りを作り、
>>「答えまで書けた人、黒板に書いてください」と指示。
>>「先着6名」
>>早くできた子が次々と出てきます。
>>その間、まだ出来ていない子の様子を見て歩いています。
>>6人の子が書き終わり、答え合わせ。
>>「165÷3は、3立てて・・・」
>>といつものように説明しだした子を制して、
>>「もう答えが出ているので、答えだけ言います」
>>「165÷3は55。答え、55人ずつ」
>>「よし!答えの書き方も完璧、100点!」
>>そんな感じで6人が答えを言い終わりました。
>>「出来た人?びっと手を上げて。よし。100点と書いておきなさい」
>>介入はここまで。
>>放課後、「黒板に書かせるのは、あくまでも時間調整だ」
>>と言うことを言われました。
>>多分、こういう微妙なところでどんどん時間を食っていたんでしょうね。
>>私は黒板に書かせるのを、時間調整と言うより、出来ない子のため、
>>という ふうに思っていました。

 【馬場】もちろん出来ない子のためもあります。
     それだけなら一人書けば十分です。
     なぜ6人も書くのか。
     なぜ黒板に書いた子一人一人に同じ答えを言わせたのか。
     それは,まだできていない子が一人いたからです。
     その子ができしまえば後はスピードアップです。

>> だから黒板に出た子には、最後まで書いてもらっていたし、
>> 答えを言う時も、必ず書いた子一人一人に言わせていました。
>> 「途中で書かせるのをやめさせたっていいし、全員できているのなら一辺に
>> 答えさせたっていいんだ」
>> 1つの方法を形式的にやっていてはいけないんですね。
>> 「早く進ませるにはどうしたらいいのか」ということをもっと考えなければ
>> いけなかったのです。

>【青坂】いいね。
>私も今算数していますが、もう一つ納得できません。
>馬場君に見てもらいたいですね。


 【馬場】身に余る言葉です。嬉しいと言うより恐れ多いです。

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