NPO法人エトセトラ / Qでつなごう!幸せの子育て・目次

【コラム】さっとママの体験A

「こんなに頑張っているのに!」とイライラしました。

 私の息子もよく泣き、そしてなかなか泣きやまない赤ちゃんでした。新米ママだった時の私は、息子がなぜ泣いているのかわからないことも多く、お乳を与えてみたり、抱っこして揺らしてみたり、歌を歌ってみたり、おもちゃであやしてみたり、ドライブに連れ出してみたり・・・と思いつく限りのことをいつもやっていた気がします。
 それでも泣きやまない時はこちらまで1緒に泣きそうになったり、「こんなに頑張っているのに」とイライラしてしまうこともありました。1度だけですが、息子の泣き声を聞いているのがあまりに辛くて少しその場を離れて外に深呼吸しに行ったこともあります。
 娘が生まれた時は、息子との経験のおかげでなぜ泣いているのか少し想像できるようになっていました。例えばお風呂あがりに娘が泣いていると「ああ、お風呂からあがって寒くて不安なのかもしれないね。今すぐ着替えさせてあげるね」と声をかけて手早く服を着せます。それでも泣き続けていたら「のどが渇いているのかもしれないね。お乳をあげようね」と次の対応をします。泣き声を辛く感じた時は(これを乗り越えたら自分にご褒美だ。甘いものでも食べちゃおう)と自分に言い聞かせてやり過ごせるようになっていました。
 赤ちゃんが泣きやまない時は辛く感じることもありましたが、こんな感じで自分にご褒美をあげたり、夫や親、お母さん友達など周りの人にあとで愚痴を聞いてもらうことにしてその場を乗り切っていました。

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