NPO法人エトセトラ / Qでつなごう!幸せの子育て・目次 | |||||||
問題46 |
支援を要するお子さんに対し、学校の先生方はどんなことで困っているのでしょうか。 |
アンケート結果は次のようになっています。第1位は何でしょうか。 |
出題のポイント |
否定したり、抑えつけたりするだけの指導に陥らないようにしたいものです。 |
学校の先生方は保護者に対して「困っていること」を本音で話したがらないものです。その理由は様々考えられますが、その中のひとつに「話すことで保護者が直接的な行動に出るのではないか」という過剰な心配があげられます。たとえば、乱暴をすることに教師が困っていたとして、そのことを保護者に伝えることによって、親が我が子に「学校で乱暴なことをしちゃダメ」という直接的な指導をしてしまうのではないかと心配するのです。子どもが乱暴をする背景には様々な事情が隠れていることが多く、教師はその根本解決こそ重要と考えるわけです。よく「保護者と共に」とか「教師と連携して」などと言われますが、教師が求めている連携は、すべての情報を共有した上で「ではどうするか」というはじめの一歩を保護者と共に考えていくことだと思います。ですから教師と話をするときには「先生、どうしたらいいでしょうか」というスタンスで向き合うと、教師側も本当は家庭と連携したいわけですから「このお母さんには本当のことを話しておこう」となるわけです。そんな裏事情も理解していただいた上でこのアンケート結果の第一位を見ていくことにしましょう。 |
【答え】 |
強くこだわること |
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