2008年11月1日(土)
 


材料(2人分)

●ゆずこしょう(市販のチューブ入りのものでもOK)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ2
●EXヴァージン・オリーブ油・・・・・・大さじ2
●おろしにんにく(市販のチューブ入りのものでもOK)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一片分
●鶏ささみ肉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2本
●水菜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
●塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少量
●パルミジャーノチーズ(市販の粉チーズでもOK)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
●バジル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量 ●パスタ(1.6mm)・・・・・・・・・・・・・・・・200g

@水菜を冷水でよく洗い、水気を切って3cm幅くらいに切る。鶏ささ身肉は食べやすいくらいに小さく切る。

Aパルミジャーノチーズをチーズおろしで細かくすりおろす。

Bパスタを茹で始める。塩はパスタに塩味をつけるくらいの感覚で、ちょっと多いかな?というくらいに入れる。

Cボールにゆずこしょう、おろしにんにく、EXヴァージン・オリーヴ油を入れ、よく混ぜる。
※ゆずこしょうは商品によって辛さのばらつきがあるので、分量は味見して調整してください。

DフライパンにEXヴァージン・オリーヴ油(分量外)を入れ、鶏ささみ肉を炒め、Cに入れ軽く混ぜる。

E茹で上がったパスタをCに入れ、手早くかつよおく混ぜる。塩で味を調える。

F器に盛り付け、水菜を散らし、好みで粉チーズとバジルをふりかける。

以前、このコーナーで散々な結果を残してからというもの、ずっと封印してきたメニューが「パスタ」です。

あの時の「きのこクリームパスタ」は自信があっただけに、あの結果にはとてもくやしい思いをし、反省もしました。すっかり自信を失くし、人様にパスタを振る舞うことにビビッていたのですが、その反面、自宅で作るメニューの8割を占めるくらいに大好物なのもまたパスタなのです。いつかまたCROSSOVER COOKIN'でパスタを作ってリベンジしたい…。

ってことで機は熟しました!!今回は自宅で週一回以上は作っている僕の十八番、「ゆずこしょうペペロンチーノ」で名誉挽回です!実はこの「ゆずこしょうペペロンチーノ」は、当コーナー設立のきっかけにもなったメニューなんです。遡るは今年の頭、スタッフ奥山さんとの何気ない談笑中に、僕が「ペペロンチーノにゆずこしょう入れて食べてみたら激ウマだったんですよ〜」と発したら、奥山さんが「じゃあそれラウンジで作ればいいじゃん!!」と、全くの予想外&思いつき発言(笑)。一時は奥山さんに「おい!ゆずこしょう!」と変なあだ名までつけられていましたが(笑)、それがここまで大きなことになるとはその時はまだ露知らず…。

閑話休題。この「ゆずこしょうペペロンチーノ」は、通常のペペロンチーノの赤唐辛子の代わりにゆずこしょうを使います。ゆずこしょうのピリッとした爽やかな辛味がオリーブオイル&にんにくと良く合って、新鮮かつ驚愕のウマさになります。今回は具に鶏ささみ肉と水菜を使いましたが、いつも家で作る時は「釜揚げうどん」ならぬ、具なしの「釜揚げパスタ」で済ませています。それでも十分おいしいし、バカバカしいくらいに簡単。ズボラさんには最適です。

パルミジャーノ(パルメザン)チーズをすりおろしています。ペペロンチーノにチーズは「?」って感じですが、これがまろやかになっておいしいんです。
今回は麺をのばさないように、手早く!手早く!
具はささみの代わりにもも肉でも、ベーコンでもきのこでも…何でもいいと思います。
ゆずこしょうの爽やかな風味が香り立ちます。

お客さんの評価はかなり上々!麺もアルデンテに仕上がったし、「きのこクリーム」の時の苦虫を噛み潰したような表情は見られなかったのでホッと一安心です(笑)。面目を果たせた気分です!みなさんやはりゆずこしょうの新鮮な風味に驚いていたようでした。ゆずこしょうオイルって本当にパスタに合うんですよ〜。冷静パスタにしてもいいし、サラダなんかにも流用できますしね。これにマヨネーズを加えれば、コクとまろやかさが増してこれもまた激ウマです(ゆずこしょうの爽やかさで不思議とクドくならない)。これはマジでオススメです!!!!!

 

 

…これはマズい!!やっちゃったね〜 …もうちょっとやりようがあるな〜箸は進まないね …可もなく不可もなく。おいしく頂きました。 …これは店で金取って出せるレベルだ!!  …こんなウマいもの食ったことない!!プロ顔負け!!



今回の評価 ★★★★☆

あっさりしててウマいわ!!パスタにゆずこしょうは新鮮でいいね〜。具のささみと水菜もさっぱりしててマッチしてるね。俺はオリーブオイルちょっと多めの方がツルッといけて好みかも。「きのこクリーム」のリベンジ果たしたんじゃない!?

 

 

最高の料理に最高のBGMは不可欠!!このコーナーでは耳にもおいしいディスクを紹介!タイトル通りクロスオーヴァーな感じでね(笑)



Andrea Pozza Trio / Drop This Thing (Deja vu)

先日、暇つぶしに雑誌smartの『インテリアBOOK』なるものを買いました。その中で"女の子ウケするインテリア"なるコーナーがあって、血眼になって読んでしまいました(照)。"男子の部屋で見たオシャレアイテムは?"のアンケートの5位に「ターンテーブル」がランクインされていたのも驚きでしたが(確かに雑誌に載ってる男のオシャレ部屋には必ずといっていいほどタンテがありますよね。ほとんどはオブジェとして置いてるだけで、本来の役割を果たしてなさそうなのがムカっときますが、笑)、"男子の部屋で聴きたい音楽"の第1位がダントツでジャズ(47%)でした。まあ2位がボサノヴァだったんで、要するに「耳当たりのいいラウンジーな曲」ってことなんでしょうけど、これは嬉しい!!でもでも俺の部屋には女子が来ねえなぁ……。ガビン。

まあそんな話はさておき、今回はメニューがパスタってことで、人気のイタリアン・ジャズから。去年クラブ雑誌『remix』で年間ジャズチャート第一位に輝いたidea 6のピアノを務めるAndrea Pozzaのトリオ作品『Drop The Thing』。

女子ウケしそうな男前ジャケも嬉しいですが(笑)、キモは須永さんの『World Standard 07』にも収録された、Tenorio Jr.の"Nebulosa"のカヴァー。この曲はForest Mighty Blackの"Fresh in My Mind"というジャジー・ヒップホップにもサンプリングされていたので、このネタはB-BOYにもお馴染みでしょうか。こういうリリカルで軽快なピアノリフは、ネタにはもってこいですよね。これに似たピアノリフでFreddie Hubbardの"Gibraltar"という曲がありますが、これもGagleが“抜いて”ますよね。

他にもBobby Coleの"Perfect Day"のカヴァーを初め、名曲多数。ヴォーカルをとるAlan Ferringtonの声がどことなくポール・ウェラーに似てて、かなり好きです(笑)。

イタリアや北欧の所謂ヨーロピアン・ジャズは……「プリンス・オブ・ジャズ」、或いは「プリンス・オブ・ハリウッド」の異名を持つ中沢王子の十八番なので……というか、別にゴマすってるわけじゃなく、ジャズDJとして中沢王子は世界レベルの腕前だと思っているので、迂闊にかけれないんっすよ(苦笑)。今は遠方で頑張っていて、別海には不在の王子ですが、DJでこういう曲をかけると、王子が天井からこっちをニヤリと眺めている気がして、変にオロオロしてしまいます(笑)。



北海道道東は別海町にてクラブイベントを企画する「HOLLYWOOD」のホームページ
Copyright (C) 2003-2005 HOLLYWOOD WEB. All rights reserved.