第1回/第2回/第3回/第4回/第5回/第6回/第7回/第8回/案内へ/表紙へ/ホームへ
第4回
馬場です。
>【青坂】馬場君の登場。お願いします。
>
>3時間目:算数 「小数」
>昨日できなかった教科書53ページC(定規にしるされた6p6mmを6.6pになおす
>パターンの問題です。)からです。
> 「日付と53ページを書きなさい。」
>「(教科書53ページ)Cの下に書いてある定規を指差しなさい。」
>「0の所に矢印(↓)をつけなさい。」
>「隣の人とたしかめて。」
>「次に10pの所に矢印(↓)をつけなさい。」
>「隣の人とたしかめて。」
>「次に1pの所に矢印(↓)をつけなさい。」
>「隣の人とたしかめて。」
【馬場】 いい助走です。
でも私なら→書かせないで,指を置かせるだけかな。
そのほうがテンポがいいからです。
>(1p1mmと板書)「これは何pですか。」(1.1cmです。)
【馬場】 これ,意味わかりません。ここまでの親切はいらないでしょう。
間違わせちゃえばいいんです。
>「Cを読みます。」
>C下の図で、左はしから、ア、イ、ウ、エまでの長さはそれぞれ何pですか。
>「教科書に答えを書いて、できた人は持ってきなさい。」
【馬場】 ここ,こんなにすんなり終わったのですか。
すごい優秀な学級です。まいった。
>(最後の子が席に戻るときに54ページと板書)
>「ページを書きなさい。」「□1を読みます。」
>□1 0.7dl、2.4dlを下のような数直線にあらわしましょう。
>「ぼっちゃんはてなくんを読みます。」
>小数は数直線にどのようにあらわせるのかな。
>「☆1を読みます。」
>(ア、イのめもりは、それぞれどんな大きさをあらわしていますか。)
>「ノートに☆1と書いて、答えを書きなさい。」「アはいくつ?」
>(0.1)「おしい!」
>(0.1dlです)「そうです。では、イは?」(1dlです)
【馬場】 これ,アとイが逆ですよね。念のため。
>「いいですね。では、☆2を読みます。」
>(0.7dl、2.4dlをあらわすめもりに↑をつけましょう。)
>「教科書に↑をかきなさい。」(書いている間に数直線を書く。)
>「0.7dlはここですね。」(黒板の数直線に↑を書く。)
>「矢印の下に0.7dlと書いておきなさい。」
>「2.4dlはここですね。」(黒板の数直線に↑を書く。)
>「矢印の下に02.4dlと書いておきなさい。」
>「☆2の下の3行を読みなさい。」
>(小数で、小数点のすぐ右の位を1/10の位、または小数第一位
>といいます。)
>「今読んだ所、ミニ定規と赤ペンで線を引きなさい。」
>「そこ大事だから、ノートに丁寧に写しておきなさい。」
>(その間、2.4と板書)(まだ写している子がいましたが…)
>「2は何と言う位ですか。」(一の位です。)
>「そうですね。4は何と言うくらいですか。」
>(1/10の位、または、小数第一位です。)
>「惜しい80点!先生は何と言う位かを聞いたのです。」
>(1/10の位です)(全員写し終わる。)
>「そうです。100点。みんなで言ってみるよ。」(1/10の位)
>「では他の言い方はなんと言う?」(小数第一位です。)
>「そうだ!その通り。」
>「じゃあ、@を読むよ。」
>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>@下の数を、整数、小数、分数に分けて、右に書きましょう。
5.1 9 2/5 7.6 0.5 7/10 0 1/2
>−ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>「教科書に書いて、できたら持ってきなさい。」
【馬場】 早く出来た子は何をしていたのですか。
その記述もあるといいです。向山型算数にとって「早く出来た子を
どうするか」は重要なテーマなのです。
>「Aを読みます。」
>A34.6の1/10の位の数字をいいましょう。
>「ノートにAと書いて答えができたら持ってきなさい。」
>(今日の予定はここまででしたが、時間があったので進むことにしました。)
>(最後の子が席に戻るとき、55ページと板書)「ページを書きなさい。」
>「□2を読みます。」
>□2 数直線をつくって、1.8についてしらべましょう。
>「☆1を読みます。」
>(0と1、1と2の間を10にくぎりましょう。)
>「はいストップ!」
>「定規を使って、教科書の線を区切りなさい。」
>(机間巡視 2名の子が間違っていたので2本線を引く)
>(本来なら☆問題はどんどんいくのですが、その後、その数直線を使うので
>確認してしまいました。)(馬場先生に怒られてしまいますよね。)
【馬場】 全然怒りません。(笑)
どんどんやらせるというのは,余計なことをしないという意味です。
確認するのは当然です。私も同じようにすると思います。
>「☆1のさっきの続きを読みます。」
>(くぎった1めもりは、どんな大きさをあらわしますか。)
>「ノートに☆1と書いて答えを書きなさい。」
>「1めもりは、どんな大きさですか?」(0.1リットルです)
>「リットルって書いてある? ちがいます。」(0.1です。)
>「うーん、惜しい!」(区切った1めもりは0.1です)
>「そうです。そう書いてあれば100点です。」
>「☆2を読みます。」
>(1.8をあらわすめもりに↑をつけましょう。)(数直線を板書)
>「(1のところを指して)ここは幾つですか?」(1です。)
>「(1.1のところを指して)ここは幾つですか?」(1.1です。)
>「(1.8のところを指して)ここは幾つですか?」(1.8です。)
>「そうです。ここが1.8です。」
【馬場】 残念。これ教えちゃってる。
いきなりさせていいのです。□1の問題,そのために
あったのですから。
ここ以外はとっても良くなったのではないでしょうか。
私も勉強になります。
教えられることがたくさんありました。