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第6回
【馬場】 よろしくお願いします。
>2時間目:算数 「小数」
>教科書56ページ 小数の足し算です。
>「日にちと56ページを書きなさい。」「□1を読みます。」
>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>□1 ジュースが大きいびんに1.5dl、小さいびんに、1.2dl
>入っています。ジュースは、あわせて何dlありますか。
>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>「□1とノートに書きなさい。」
>「この問題を求めるための式を書きなさい。」
>「どのような式ですか。」(1.5+1.2です。)
>「そうですね。これは書いてあるから簡単ですね。でも、
> 後で使うからちゃんとノートに書いておきなさい。」
>「では、ぼっちゃんはてな君を読みます。
>(小数の足し算はどのようにすればいいのかな。)
>>#########################
> 1.5+1.2
> ↓
>0.1が
>□こ
>#########################
>「ここ(1.5の下の□を指して)になんと言う数字が入りますか。」
>(15です)
>「えらい!昨日のお勉強をちゃんと覚えているんだね。」
>板書につけたしをします。
>#########################
> 1.5+1.2
> ↓ ↓
>0.1が 0.1が
>□こ □こ
>#########################
>「ここ(1.2の下の□を指して)になんと言う数字が入りますか。」
>(12です)「みんな大丈夫ですか。」
>「では、15個と12個を足したら幾つですか。」
>(これは子どもに分かりづらかったのかなと思う雰囲気でした。)
>(27個です)
>#########################
> 1.5+1.2
> ↓ ↓
>0.1が 0.1が 0.1が
>□こ □こ 27こ
>#########################
>「何が27個あるのですか。」(これも分かりづらかったようです。4名くらいの
>子しか分からなかったようです。しかし、ここでリズムを崩したくないので
>進めました。)
>(0.1です)
>「これ、すごく難しかったと思います。5年生や6年生でも難しいよ。」
>「0.1が27個で何になりますか。」(2.7です)
>#########################
> 1.5+1.2 = 2.7
> ↓ ↓
>0.1が 0.1が 0.1が
>□こ □こ 27こ
>#########################
>「そうです。これは簡単。書いてあるものね。」
>「あと、答えも丁寧に書いておきなさい。
>#########################
> 1.5+1.2 = 2.7
> ↓ ↓
>0.1が 0.1が 0.1が
>□こ □こ 27こ
>
> 答え 2.7dl
>#########################
【馬場】 ここまでとてもいいと思うのです。ここはもちろん計算が
目的なのですが,「小数の仕組み」を考えさせながら進め
ているのがいいです。
残念なところが2つあります。
1つ目は,子どものノートに書かせていないことです。
式を書かせた後,「0.1が15コ」をちゃんと書かせるのです。
なぜか。苦手な子のためです。
2つ目は15+12を横に堂々と筆算させていないことです。
そして次の0.8+0.2を「今と同じやり方でやってらっしゃい」
とさせる。0.1がいくつも書き,筆算も書いてあるかも見る。
教師がいちいち板書をする必要はないと思います。
>「今の下の3行を読みます。」
>(0.8+0.2の計算のしかたを説明しましょう。)
>その間に板書
>#########################
> 0.8+0.2 = □
> ↓ ↓
>0.1が 0.1が 0.1が
>□こ □こ □こ
>#########################
>「これを書き、□の中に当てはまる数字を書きなさい。」
>その後、答え合わせを行いました。
>同じように□2を行いました。
>その後、@の問題を4題ずつに分けて行いました。
【馬場】 どのように書かせましたか。「先生とやったように」が基本です。
テンポとかリズムもさることながら,教材の見方や研究にまで
進藤先生の目が向き始めましたね。
大変勉強になりました。
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